暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
フェアリィ・ダンス編 哀しみを背負った男達
黒幕と正体と右目
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「・・・まぁ、いい。俺の名前を教えてやるよ。俺はクライ。ショッカーによって造られた、仮面ライダーを殲滅するもの。アシムレイトロイドシリーズの内の一体」

「ショッカー・・・だと?」

「おう、ショッカー。・・・ん、話は終わりだ。始めるぞ、赤い靴を」

赤い靴・・・?聞いたことのあるその言葉にユキは叫んだ。

「全員・・・逃げろおぉおおおっ!!」

もう、遅い。全ての怪人ごとライダー達とキリト、リーファまでもが吹き飛ばされる。

「ん〜〜弱いなぁ・・・。しょーがねぇから」

全員殺すか。満面の笑みでクライがほほ笑む。

「させん!!」

光の剣がクライの攻撃を受け止めた。そこにいるのは黒いライダー。

「南光太郎か」

「突然現れ、仲間ごと人を傷つけるクライ・・・。許さん!!」

リボルケインが唸る。クライはそれを腕から展開したブレードで防ぐ。

「・・・少しは歯応えがありそうだな」

「・・・・バイオッ!ライダー!!」

RXがゲル化したその時、

「弱点はわかってんだ」

クライの右腕が熱線と共に輝きを放つ。

「あれはカザリの・・・!」

バイオライダーの変身が解ける。それは知る人を絶望させる強さだった。

ゲル化して敵の攻撃を防ぐ。ミクロ化して敵の内部に入り込む能力で最強怪人グランザイラスを体内から滅多切り。自ら未知のウィルスの血清を作り出す。

その強さを持つバイオライダーを一瞬で倒した。その凄まじき戦闘能力は、ユキを驚愕させた。

あれ・・・?なんでそういえば、みんな仮面ライダーを知らないんだろう?なぜか浮かぶその考え。

目の前でどんどんと倒されていくライダー達。ユキは気付いた。この時・・・不思議なことが起こった。

ユキはゆっくりと立ち上がる。笑った。

「・・・あぁ・・・あは。あはっはっはは八ハハハハハハは八葉は八は八ハハハハハっ母は八ハハハハハっハハハハハはっはハハハっ葉は八母。メモリーのデータ復帰による言語プログラムを修正・・・。
戦闘プログラムをロード。目標・・・アシムレイドロイドNo3・Cry。戦闘を・・・戦闘を・・・
せん・・・闘を・・・」

ユキの形をした何かが、言葉を止める。クライが傍に転がったファイズエッジをもってユキに近づく。

「おぅ・・・思い出したか?」

ま、遅いけどな。そう言うと、ファイズエッジをユキの目に突き刺す。ジュウッと言う肉の焼ける音。赤い煙と血の匂いが周囲に蔓延する。

「ひっ・・・」

リーファやキリトは声を上げることもできない。

「思い出したかも・・・少しだけ」

ユキがそんな中で言葉を紡いだ。ズリュリ・・・という音と共に、ファイズエッジを引き抜く。

ただれた皮
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ