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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ゼロの使い魔】編
053 ≪雪風≫死す
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うかという時。シャルロットがいきなりそんな事を宣った。……しかしシャルロットの言う事も、まるっきり判らない事でもないし、シャルロットの顔を確認してみても確固たるる意思を持っているようで、それを翻せる様には思えない。

「……判った。……そうだな、アリス。アリス・ファウストラル。そう名乗ると良い」

「………アリス・ファウストラル=c。確かに拝命した。私はサイト・シュヴァリエ・ド・ヒラガの騎士となる…っ!」

「……娘を宜しくお願いします」

「私めからも頼みます。シャルロット様──いえ、アリス様を宜しくお願いします」

そう言ってシャルロット──アリスは淀み無く俺へと傅いた。

「任されました。オルレアン公爵夫人やペルスラン殿はこの屋敷に時≠ェ来るまではいるとして、アリスはどうする?」

……ちなみにこの屋敷は、俺が初めてハルケギニアに転移してきた小屋を潰して建てたものであり、もちろんの事ながら彼女≠ェ(とこしえ)に眠っている墓もある。

(……今更、何をバカな事を…)

「………どうかした?」

「いや、何でもない──事はないが、気にしなくて良い」

感傷に浸っていたらアリスにバレたので、誤魔化す事にした。

SIDE END
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