【ゼロの使い魔】編
051 救出
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「……それより今はタバサの話だろう?」
「……そ、そうね」
放っておいたら驚きのあまり絶叫しそうだったので、一気にタバサの話へと戻す。話を逸らしたのは俺──デルフリンガーだが…。……何かグダグダになって、どうでも良い様な雰囲気になりつつもタバサと依頼≠ノついて話を詰めてゆく。
「………貴方が私の事を無茶苦茶にしたいならそれでも──」
「いらん、間に合っている」
……タバサの頬を染めながらも、声を震わせてのセリフ。……そんな幕間もあったりして、本当にグダグダな雰囲気になった。……戦犯はデルフリンガーだから、俺は悪くない≠ニ内心で自己弁護しておく。
SIDE END
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
SIDE ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール
いきなり下世話な話だが、私はかねてよりサイトに開発≠ウれている。……もちろん最初は──私がサイトに詰め寄ったのが最初だが、サイトが怖かった…恐かった。……でもサイトは無理矢理私に迫る事は無く、手取り足取り…懇切丁寧に強張っていた私の身体を余す所無く解してくれた。……その所為なのか、もうサイトが怖いなんて思う事は──以前感じていた忌避感も無くなっている。
(サイト、辛そう…)
サイトの下腹部を見遣る。サイトは私を開発≠キるが、最後までは──否、キスすらまだして貰ってない。……だから今夜は、今日拉致されかけた事に託つけて私からサイトに踏み込む事にした。
「ねぇ、サイト」
「ん?」
現在はサイトの部屋でベッドに腰掛けながら、サイトに…所謂ペッディングをされている状態で、その状態から両手でサイトの左手を取り、ちぃ姉様より幾分≠ゥ小さい──サイトのペッディングのお陰かお母様よりも幾らかは主張している胸へと持っていく。
(……っ!?)
「……どうした? ルイズ」
「な、なんでも無いわ」
今、何故かラ・ヴァリエールの方から寒気がした…気がした。
閑話休題(それは置いといて)。
「来て…」
「……良いんだな?」
「…ん……」
サイトの言葉に首肯する。サイトの手を通して私の鼓動が私の手にも伝わる。自分でも判る。目を瞑りサイトへと顔を向ける。サイトは私の意図を悟ったのか、サイトは丁寧に私の唇を奪いそのまま私に覆い被さってきて──
SIDE END
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
SIDE 平賀 才人
「すぅ…すぅ…。……サイトぉ…」
(よく寝てるなぁ…)
熱に浮かされた様にルイズと幾度も情を交わしあった後、俺はベッドの縁に腰掛けている。……激しい運動≠ノ体力が保たなか
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