【ゼロの使い魔】編
045 予定に溺れる夏休み その1
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子供たちとのじゃれあいもそこらで切り上げ、ティファニアが住むという家に案内してもらった。……で、そのティファニアの容姿なのだが、金に輝く髪に、事前にマチルダから聞いていた横長のエルフ耳だった──
……横長のエルフ耳だったのは良かったのだが、エルフ耳だとか金髪だとかそんなチャチなものより俄然と目を奪われたのは、凶悪とも云えるほどの胸──バストサイズだった。
……もし俺がどこぞのおっぱい魔神──兵藤 一誠の様な、敬虔なおっぱい教の信者であったのなら、間違いなく毎日ティファニアに──聖地に向かって拝み倒していたただろう。……そう思わせるほどのバストサイズだ。……マチルダさんはマチルダさんで、俺の呆気に取られている内情を読み取ったのか、然もありなん≠ト云った風情でうんうん、と頷いている。
閑話休題。
「私はティファニアといいます。……マチルダ姉さんから聞いていましたが、私の耳の事──私がハーフエルフだという事を本当に気にしてないんですか?」
「……まぁね」
「どうして? 私は皆と違うのに…」
軟派な野郎なら君はこんなに可愛いじゃないか≠ニか言えるのだろうが、この場には保護者さんが居るのでそれはナシと捨て置き、今一度ティファニアが俺に言った事──ハーフエルフは怖く無いのか≠ニいう質問について思考してみる。
「……質問返し──マナー違反は重々承知で訊くけど、ティファニアは俺に怖がって欲しいの?」
「違うっ! 私、そんなつもりで聞いたんじゃ…」
……そもそも人間誰でも千差万別。……人間には色んな人間が居る≠ニはよく云ったもので、オーク等の害獣は別だがティファニアには話が通じる。そこらへんをティファニアにじっくりと教える必要が有りそうに感じた。
SIDE END
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