マブラヴ
0843話
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ている間に、影のゲートは転移区画へと到着して量産型Wを次々に出していく。
シロガネから降りていた各国の観戦武官達がその様子を見て唖然としているが、それは無視してそのままマリューが用意しておいたニヴルヘイムの駐機用の機械へと向かう。
「アクセル、こっちはいつでもいいわ。ニヴルヘイムをお願い」
軍人達の近くにいたエザリアの言葉に頷き、そのまま空中を飛んで駐機用の機械へと到着、脳裏のリストの中からニヴルヘイムを選択する。
すると次の瞬間、軍人達は影のゲートから現れた800人以上の量産型Wを見た時と比べても圧倒的と言える程の驚きの声を上げる。
……まぁ、突然目の前に高さ5kmを超える建築物が現れたら無理も無いか。
だが、今は少しの時間も惜しい時だ。そんな軍人達を無視し、エザリアへと声を掛ける。
「じゃあ、俺達は先に行くからニヴルヘイムは頼んだぞ」
「ええ。けど、なるべく早く本職を見つけてちょうだいね」
そんな声を聞きつつ、周囲に待機しているメギロートやイルメヤ、シャドウの様子を確認してから再びシロガネのブリッジへと影のゲートで移動。
既に慣れたといった感じで、驚いた様子も無いマリューが俺を出迎える。
他の面子は一切いないのを見ると、既に全員格納庫で戦闘準備を整えているんだろう。
「戦力はどれくらい集まった?」
「ちょっと時間が足りなかったから、メギロートが1000機程度、イルメヤが500機、シャドウが300機といったところよ。シロガネに乗せきれない分は一緒に転移フィールドで運ぶ予定ね」
「なるほど。なら早速頼む」
「ええ」
必要最小限のやり取りで意思の疎通を完了し、マリューはシロガネと転移区画にいる人員へと指示を出していく。
そしてリュケイオスによって転移フィールドが生成され……次の瞬間にはシロガネとそこに乗り切れなかったメギロート、イルメヤ、シャドウはマブラヴ世界のオーストラリアへと転移を完了していた。
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