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Muv-Luv Alternative 士魂の征く道
薄明
第14話 暗幕
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望しているはず―――となれば、零式を引き合いに出せば可能かもしれません。」
「宜しいのですか?最新鋭機を国連部隊の供与するなど……」

「前例が無いわけではない、現にあの部隊は不知火を95年から運用している。―――機密漏洩に関しては、この日本のどこよりも厳重と云えるだろう。」

 横道にそれ始めた流れを矯正する真壁、武御雷を国連軍に供与するという提案を同時に出すと藤原女史が難色を示すが、彼は実績を以てそれを杞憂と断ずる。

「それと、愚弟に持たせた欧州への親書ですが。衛士再生強化計画の臨床データはどうにか得られそうです―――図らずとも、XFJ計画が欧州連合との歩調を合わせる結果になったのが追い風になったようです。」

「真壁、些事は任せる良きに計らえ――――責任は全て俺がとる。」
「御意に……!」



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