家庭愛は自愛と同じ
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・・・?タイイ先生は死んだのか?」
シュロによって簀巻きにされたショウイが叫ぶ
軽く首を横に振り、説明してやる
「いや、幻術に掛かって悶絶してるよ
・・・蜂が刺したのは一回だけなんだけどな」
え?と呟かれ、どう説明したものかと悩む
シュロに分投げていいかな
「そう、オレの木の葉烈風が決まったと同時に刺した、たったの一回
・・・神業だと思わんか?」
「思わねえ」
「・・・嫁さん、息子が反抗期ですたい・・・」
イカリはそんなシュロを無視して気絶したタイイを捕獲してきた
オレが説明した方が早いのか
「シュロは宣言通り幻術勝負を仕掛けたのさ
・・・蜂の毒を使ってな」
体術はすべてフェイク
だが、多少なりともダメージは与えられたと思う
「幻術なんて、何時・・・」
さっきシュロが言ったとおり、木の葉烈風の一緒に・・・な
「まずは蹴りと同時に蜂に刺させ、その毒にチャクラを流し神経系を撹乱させた
そのあとは見ての通り体術ばっかだが・・・蟲が影から動いてたんだ
蟲の動きで幻術をかけ、わざと俺等の方にタイイを移動させた」
「なんで!」
「お前に教えたかったんだよ、忍頭のこと
・・・親父さんのこと、うすうす気づいていたんだろ?
だからタイイに縋りついた
教えてもらったことが、真実であってほしいと」
「・・・・・・先生・・・」
「・・・あとは蜂の大群を操って、耳元で羽音だけ響かせてやって・・・
丁寧に説明して、これから襲われると思いこませるために香水を投げた
毒とチャクラで正常な判断力を奪われていたから出来た幻術だな」
のこのこ1人でやってきたのも大きいな
多人数で来られていたらこの術は成功しなかったと思う
服の下に忍びこませるのは苦労したぜと語るシュロが外道に見える
嘘つけ、今まで散々誰かの服の下に忍びこませてきた癖に
夕暮れがタイイとショウイを照らす
この二人が今後どうなるかは俺等の知ったことじゃないけれど
タイイが大蛇丸と組んでいたというのは大問題だ
木の葉はタイイの身柄を要求して、拷問にかけるかも知れん
今後のことは先生の指示を待つしかないか・・・
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あと一話でオリ任務編終わります多分
蜂調べると調べた分だけ好きになった
何故かみなしご(みつばち?)ハッチが見たくなったよカマキリおじさん・・・
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