第六章 正義の在り処編
第百九十五話 『正義とは……、そして語られる過去』
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して敵になった以上………あたしが兄を捕まえます!」
ティアナは少し悲しそうにしながらもそう決意する。
それにスバルは「ティア………」と小さく心配そうに呟く。
それを聞いていたはやては「わかった」と一呼吸はさんで、
「でもな、ティアナ。ティアナだけじゃないんやで? みんなで捕まえような。一人で無理して強がってもぼろが出てしまうからな」
「………はい」
それでティアナも少しばかり表情はよくなっていた。
「よし。それで他の主な人員についてはわかっているのはいるか?」
「はい」
それでエリオが手をあげる。
「エリオか。話してみ?」
「はい。ブリューナク隊のロボ・バルコム君にセイラ・ヒラガさん、そして獅堂凰華陸曹の三名です。ロボ君はなんでも過去にお父さんを最高評議会が関わっていた事件で殺されたそうなんです……」
「例の事件やね………? バルコムか。その人の名前も死亡リストに載っとったな」
「それで、これで主な構成員は全部かな? あとは末端の魔導師といったところだね」
フェイトがそう締めくくる。
「そうだね、フェイトちゃん。このメンバーに後はモリア・モルドレッドとジグルド提督を入れてブリューナク隊なんだね」
「つまり、モリアのキリングドール製造ラインの資金源はジグルドの奴のところってわけだな、はやて」
「そうなるな、ヴィータ。ただ、ジグルド提督だけでモリアの研究を支えていたと考えるとあきらかに違和感あるな。なんていうかどこからその資金を調達したかにも考えさせられるからなぁ……」
「おそらく別のパイプも持っていたんでしょうね。それこそ最高評議会並みの権力者か誰かね。どこにでもお金は持っている人はいるし、それを道楽に使う輩も少なくないから」
シホの予想にみんなは概ね納得のようである。
それでこれからの方針を話し合おうとした時にエリオがシホ達にある質問を投げかける。
「シホさん、少しいいですか?」
「ん? どうしたの、エリオ?」
「はい。正義ってなんですか……?」
「正義………?」
「………わからないんです。ロボ君と戦って僕は今まで時空管理局が正義を担ってきたと思っていましたけど、ロボ君たちにとってはまた別の正義がある。だから明確な正義というものがなんなのか知りたいんです!」
「エリオ君………」
「エリオ………」
エリオの告白にキャロとフェイトは心配げにエリオの名を呟く。
「シホさん! 僕も知りたいです!」
そこにレンも声をあげる。
それにシホは少し困ったような表情をしながらも、しかたないなぁと言う思いで話すことにした。
「それじゃエリオ、それにレンも。後、スバルにティアナ、キャロにラン………あなた達にとっての正義って明確にある………?」
「僕たちにと
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