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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第455話】
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んだが。
「いや、別に俺はキスしたいって言ってないぞ?」
「へ? ――〜〜う、嘘よ! あんたの顔に、アタシとキスしたいって書いてるのが見えるんだからねッ!?」
人差し指で俺を指差す鈴音、特にしたい訳じゃないんだが――と、あることを思い付いたので、俺はそれをお願いすることにした。
「いや、キスは良いから。 ――それよりもさ、【フェラチオ】して?」
大胆な発言だと我ながら思う、というかここ最近ずっとラウラ然りセシリア然り美冬然りとやってきて俺の性欲リミッターがちゃんと機能してないというのがまるわかりだ。
「……フェラ……チオ……」
そう小さく呟く鈴音、言葉の意味がまだわからないのか表情を窺うには疑問系でその単語が脳内を駆けずり回ってるのだろう――そして、その意味を理解すると。
「ば、ば、ば、ば、バカじゃないのッ!? な、なな、何でアタシがそんなことしなくちゃいけないのよッ!! ヒルトのバカッ!! エッチ!! 知らないッ!!」
顔を真っ赤にし、脱兎の如くピット口へと戻った鈴音。
――まあそういう態度になるのが普通だよな、殴られなかっただけでも奇跡だと思わないと。
頭をかきむしると、俺も着替えの為に鈴音とは反対側のピット口へと戻っていった。
一方――。
「ヒルトのバカ、ヒルトのバカ、ヒルトのバカッ! い、いいいきなりフェラチオしてくれだなんてッ!! ……き、キスじゃなく……〜〜〜〜ッ」
その行為をする所を思い浮かべた鈴音、心臓の鼓動が更に早鐘を打ち始め、全身の熱がカァッと一気に上昇するのを感じるのだった。
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