第二十話 終わりと始まり
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」
エイミィ「嘘おっ!?も、もももももももしかして幽霊!?」
なのは「ふええええっ!!!?幽霊ーーーーっ!!!!?」
ユーノ「な、なのは…」
エイミィの言葉に驚いてユーノに抱きつく。
ユーノは顔を赤くしたが、抵抗はしなかった。
遼「いやいや、よく見ろ。足があるだろ足が」
アリシア「幽霊じゃないよお!!」
エイミィ「南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!!南無阿弥陀仏!!!南無阿弥陀仏!!!!南無阿弥陀仏!!!!!」
取り乱したエイミィがアリシアの抗議を聞かずに日本の念仏を唱えた。
大輔「(何で異世界出身のエイミィが日本の念仏知ってんだ…?)」
何故エイミィが日本の念仏を知っているのか大輔は首を傾げた。
クロノ「静かに!!」
エイミィ「あうっ!!」
これでは話が進まない為、クロノはエイミィの頭にチョップを叩き落として強引に黙らせた。
クロノ「大輔…聞かせて貰おうか?」
大輔「ああ…だけど」
クロノ「分かっている。話にもよるが、このメンバーだけの秘密だ」
大輔はクロノの言葉を信じて口を開いた。
全員が大輔の話に耳を傾けた。
暫くして。
クロノ「想いを具現化する世界…か…」
賢「そんな世界が…」
エイミィ「死人さえも生き返らせることが出来るなんて…」
リンディ「俄かには信じられないけど、アリシアさんを見たら納得せざるを得ないわ」
フェイト「………」
フェイトは黙ってアリシアを見つめていた。
アリシアが生き返った今、自分にはもう居場所は…。
そう思っていたフェイトにアリシアが駆け寄り、手を握り締めた。
アリシア「フェイト!!お姉ちゃんだよ!!」
フェイト「え?」
アリシア「お母さん!!」
プレシア「ええ…」
プレシアはアリシアに促され、フェイトの前まで来ると目線を合わせる。
プレシア「フェイト…今まであなたにやって来たことを考えればこんな事を言う資格なんて無いかもしれないけど…。本当にごめんなさい…。」
フェイト「母さん…」
プレシア「もし…もし、あなたさえ良かったら、私の娘でいてくれる…?」
フェイト「え…?でも…アリシアがいるなら私は…」
フェイトがアリシアを見遣りながら言う。
プレシア「…フェイト、確かにアリシアは私の大切な娘よ…。」
フェイト「……」
プレシア「でもあなたもアリシアと同じくらい大切な娘よ」
フェイト「っ…!母さん…」
プレシアの言葉にフェイトは涙を流した。
プレシア「フェイト…もう1度聞くわ。私の娘でいてくれる…?」
フェイト「ゔん…っ!母さん…っ母さあん…っ!!」
フェイトはプレシアに抱き着いて泣きじゃくる。
アルフ、エイミィ「「ぐすっ…」」
アルフとエイミィが感動のあまりに泣き出した。
なのは「良かった…フェイトちゃん…」
なのはも涙を浮かべながら
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