第二十話 終わりと始まり
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大輔が自分が知る限りのことをアリシアに伝えた。
アリシアは少し悲しそうな顔をしてプレシアを見上げる。
アリシア「…お母さんは、ずっとフェイトのことをいじめていたの?」
プレシア「そうよ…私は…最低な母親だわ」
ブイモン「でも、プレシアは自分が間違っていたことに気づいた。それをフェイトに謝ったじゃないか。大事なのは、自分の過ちから逃げるんじゃなくて受け止めることだからさ。」
アリシア「うぅ〜、犬さんが言ってる事はよく分かんないけどお母さんは反省してるんだよね?」
ブイモン[犬…っ!?]
犬と呼ばれたことにショックを受けるブイモン。
プレシア「ええ…」
アリシア「じゃあ、謝らなきゃ。」
プレシア「え?」
アリシアの言葉にプレシアが呆然とする中、大輔が納得したように頷いた。
大輔「そういえば、プレシアは確かにフェイトに謝ったけどモニター越しだしな」
ブイモン[ちゃんと面と面を合わせて言わないとな]
アリシア「悪いことしたなら謝らなきゃ駄目だよお母さん!!」
プレシア「…そうね……その通りだわ…」
プレシアはアリシアの言葉に頷いた。
大輔「それじゃあ、そろそろ帰ろう。場所は…アースラのブリッジでいいか」
適当に思い付いた場所を思い浮かべ、ゲートを開けた。
大輔「それじゃあゲンナイさん。ありがとう」
アリシア「バイバイおじいちゃん」
アリシアがゲンナイに手を振る。
ゲンナイも微笑ましく大輔達を見守りながら手を振る。
大輔達はゲートに飛び込んだ。ゲンナイ「…記憶を取り戻したようじゃのう。あれなら大丈夫かもしれん…異世界へ飛ばされた紋章…見つけだすのじゃぞ大輔」
なのはとフェイトが抱き合う中、ブリッジの天井に穴が空いた。
なのはとフェイトは驚いて、離れてしまう。
ブイモン[よっと!!]
ブイモンがヒラリと軽々と着地した。
なのは、フェイト「「ブイモン!?」」
そして。
大輔「うわああああ!!?」
プレシア「キャアアアア!!?」
アリシア「うわわわっ!!?」
大輔、プレシア、アリシアの順に降ってきた。
当然真下にいたブイモンは…。
ブイモン[ギャアッ!!?]
下敷きになり潰れた。
フェイト「大輔!?母さん!?それに…」
なのは「フェイト…ちゃん…?」
なのははアリシアの姿を見ると目を見開いた。
すると騒ぎを聞き付けたクロノ達がブリッジに戻って来た。
クロノ「何があった!?」
アルフ「大輔にブイモン!!それにプレシアまで…って…フェイトが2人!?」
アリシア「違うよお!!私はアリシア!!
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