第3話 Pandora Mode 1
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ガネ…」
どうやら、転んだ衝撃で、メガネを落としたらしい。地面を探り探りで探している。
その姿は、どこか愛らしい。
あえて言おう。
サテライザー先輩マジ可愛いっす!
もう少し見ていたいという願望もないこともないが、流石にそれは意地悪すぎる。
しゃがみこみ、メガネを拾う。
「はい、どうぞ。」
「え?、あ………」
メガネを掛けた先輩は、俺の顔にピントが合ったようで、頬を赤らめすぐさま立ち上がり、歩き始める。
いや、待て待て待て??
「ちょっ、サテライザー先輩??」
もう一度、手を掴む。もう何回目だろうか?前世よりも多い気がする。そもそも女子からは嫌われてたし……
「……なして……」
「え?」
サテライザー先輩が何かを言ったが、うまく聞き取れなかった。
「はな……」
「サテライザー先輩?」
頬を赤く染めたまま、彼女は腕を払いのける。
「私に、触るな??」
流石にここまで言われると、凹む。かなり……いや、良いですけどね?嫌われてるのは、前世でもここでも慣れてますから。
でもさ、そこまで触るなとか言わなくてもいいじゃないですか……なんですか?
菌が付くからとかですかね?
「あらぁ?随分と気が立ってるじゃないの。サテライザー・エル・ブリジット?」
ブツブツしてると、会長さんとも、サテライザー先輩とも別方向から、新しい声がした。
全員がそちらを向く。
「ガネッサ……ローランド……」
サテライザー先輩が呟く。
よく見ると、先ほど、俺と先輩にボルトウェポンをぶつけてきた人である……
二人が睨み合う。火花が散ったように見えたのは、絶対に俺だけでは無いはずだ。
「何かしら?まさか、私に楯突く気ですの?学年2位のサテライザー・エル・ブリジット?」
挑発的な態度に、サテライザー先輩はぎりっと歯をくいしばる。
「なんなら、今ここでカーニバルの続きをしてもいいのよ!」
「……身のほど知らずが。」
ちょっと待って!
なんで会っただけで戦闘になるんですかね??
展開早すぎませんかね??(作者展開がうろ覚え)
なに今のカッコ!やめろよ!せっかく読んでくれてる読者の皆が離れちゃうだろ??(メタ発言)
「「ボルトウェポン、展開!」」
なんか始まってるし!
「ノヴァ・ブラッド!」
サテライザー先輩が大型ブレードを握りしめ、
「束縛の鎖!」
ガネッサ先輩が鎖を操る。
そして、戦争が始まる。
「ムカつくのよぉ!サテライザー??」
ガネッサ先輩が鎖を操って、サテライザー先輩を攻撃するも、たやすく弾かれる。
「あらあら、どうしましょう…」
「て、何やってんですか会長!止めまし
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