第七章
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こりゃ」
「ああ、決まりだろ」
「あんなに開いてたらな」
町民達はこう見ていた。しかしである。
かがりも伊達に男姫などと呼ばれているわけではない。彼女にも意地があった。
「このままでは負けていられない」
馬の手綱を握りながらきっとした顔になる。前には深田とその馬がいる。
「それなら」
「おっ!?」
「どうなる!?」
ここで、であった。かがりの馬がいなないた。彼女は鞭は使わない。鞭を使って進ませるのは馬術においては下と教わったからだ。それよりも己の考えを伝えてそれでさらに速く進ませる、彼女はそうした馬術を教わり身に着けているのである。それを伝えたのだ。
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