第六章
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ぞれの的を射ながら深田に対して話したのである。
「深田殿」
「何でしょうか」
深田は彼女の言葉を聞きながら弓を引いていた。目は的をじっと見据えている。それはかがりも同じであり一緒にしているのだった。
「私は以前考えていたことがあります」
「それは一体?」
「私から一本取ることができた殿方の嫁に入ろうと思っていました」
そのことを言ったのだ。
「そう考えていました」
「そうだったのですか」
「しかし今は違います」
ここでまた話した。
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