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ひねくれヒーロー
問わなければならない
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たような


「そういう意味もあるけど、今は未婚女性が着るようになってるんだよ」


時代によってちょっとずつ変わるものだ

演歌歌手とかも着てたりするし、綺麗なら良いんだよ

・・・なるほど


「先生!よいではないかよいではないかあーれーってやって!」


イカリ、それ悪代官ごっこ・・・


「ヤダよ・・・まさかこの振袖を着ることになるとは・・・」


「?なんか曰くつき?」


曰くつきってシュロお前その表現どうなんだ・・・


「・・・ガイが、成人祝いにくれた」


・・・ん


・・・・・・ん?


・・・・・・・・・・聞き捨てならないことを聞いた


(・・・青春フラグ?)(絞りの着物って割と高値だぞ・・・)(ちょっと誰か特上に聞いて来い今すぐ)


噂好きの特別上忍なら何か知ってるはず!

木の葉に帰ったら即行で聞きに行こう、そう決めたオレたちだった


「さて、私はこれから大名子息と・・・お見合いだ
 お前たちは周辺を警戒すること、聞きだした情報を元に臨機応変に対処すること
 良いな?」


聞きだした情報といっても、大名屋敷に入るまでの奇襲が失敗したときの計画のこと

大名子息を人質にとって木の葉の忍びを殺し、子息には幻術で記憶を誤魔化し開戦させる

お粗末な計画である


「はい、駄目ならすぐ助けを呼びます」


「うむ
 ・・・それじゃ・・・生き恥を晒してきます・・・」


シナイちゃんが煤けた!

項垂れつつ部屋まで誘導されていくシナイちゃん
 

が、頑張って!


「なんか、誰か走ってきてるんだけど」


・・・耳を澄ますと微かに足音が・・・あー・・・段々近づいてきた

ドタバタとうるさい

シュロと一緒になってロープを入口に張った



「憎き木の葉め、このショウイさまが退治してくれrギャンッ!!」



響き渡る開け放たれた障子の音、ロープに引っ掛かって転がるショウイ

受け身も取らず顔面ダイブ・・・痛いだろうな


さて、やるか

じりじりと近寄って行けば涙目のショウイが泣き喚いた


「な、お前ら港の木の葉・・・!
 うわーんタイイ先生助けてー!!」

「喧しい、態々ここまで通してもらうよう話をつけたんだ
 黙って俺等の話を聞け」


ひっ

クナイを首元に突き付けて黙らせると小さく呻いた


「???少し、昔のお話です」


キョトンとした顔でオレを見上げるショウイ

そう、知らないなら教えてやるさ


「その日、木の葉では盛大なセレモニーが行われていました
 長年、木の葉と争ってい
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