箱庭へようこそ!
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すか?」
「えぇ。お願いするわ」
「じゃああの店でいいんじゃねぇ〜か?」
すぐ近くにカフェラテラスがあったのでそこで食事をすることにした。誰かが3人を狙ってるとも知らずに……。
一方その頃、黒ウサギは十六夜を連れ戻すべく猛スピードで世界の果てに向かっていた。
(あぁん、もう。一体どこまで行っちゃったんですか!?確かに特別な力を持ってるとしても人間がゲームに参加させられていたら……)
その時大きな爆音が聞こえた。水柱が盛大に上がっていた。まさか!と思い黒うさぎはその方向へ跳んだ。
十六夜が振り向くと、そこに髪の色が変わった黒うさぎがいた。
「あれ?お前黒ウサギか?どうしたんだ、その髪の色?」
そんなことは今は関係ないという顔で
「もう!一体どこまで来てるんですか!?」
「俺の質問は無視かよ。まぁ世界の果てまで来てるんですよっと。ってまぁそんな怒るなよ」
「十六夜さんが神仏にギフトゲームを挑んだと思ってヒヤヒヤしてたんですよ!さぁ、ご無事でしたら早く帰え…」
「挑んだぞ」
へ?と黒うさぎは何を言ったのかわからなかった。いや信じられないと思った。
「神仏にギフトゲーム」
そういうとゴゴゴッという音を立てながら水の中から龍が出てきた。
「まだ、まだ試練は終わってないぞ!小僧ー!!」
「水神!!ってどうやったらこんなに怒らせられるんですか!?」
「何か偉そうに試練を選べとか言ってくれたからよー。俺を試せるのか試させてもらったのさ」
「つけあがるな!!人間。我がこの程度のことで倒されるか!!」
すると、水神は竜巻を起こし始めた。
「十六夜さん!!下がって!!」
「何を言ってやがる!下がるのはてめぇ〜だろうが黒うさぎ!」
ふとある女の言葉がよぎる。
「これは俺が売って奴が買った喧嘩だ!!」
十六夜は余裕の表情でいた。いや楽しんでいるようだった。
「心意気は買ってやる。それに免じこの一撃を凌げば貴様の勝利を認めてやる」
「寝言は寝て言え、決闘は勝者が決まって終わるんじゃない。敗者を決めて終わるんだよ!!」
「その戯言が貴様の最後だ!!」
水神は巨体な竜巻を3つを作り出し、合わさって1つのものになった。それは普通に喰らうとタダてはすまないだろう。しかし十六夜には無意味だった。
「ハンッ!しゃらくせぇ〜!!」
ただ拳で竜巻を殴っただけなのに打ち消すような感じで竜巻は打ち砕けた。
「ウソ!!」
「バカな!!」
「ま、なかなかだったぜ。お前!」
十六夜は水神の頭まで軽くジャンプして頭に蹴りを一発ぶち込み、水神は
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