第12話:最後の戦い
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の背中にあるキャノン砲は白い光で包まれた。
ガイガンは青白い熱戦をスーパーメカゴジラに向かって放った。
メカゴジラはそれ、横に跳びながら避けていった。
ガイガンは怒りに震えていた、こんな存在に負ける俺ではない。
人間ごときに負けはしない。
だが、ダニエルは早かった。
ダニエルの操縦するメカゴジラは速すぎたのだ。
ガイガンは怒り狂いながら、口から青白い熱線をまるで連射した。
熱線はビルにあたると、大きな爆発音をおこした。
「これ以上、被害を出すわけにはいかない。」
ダニエルはメカゴジラを起動させると、敵の前に降り立った。
そして、ガイガンは口を大きく開き青い熱線でじっとダニエルを狙った。
だが、スーパーメカゴジラはドリルブレードの腕でそれをはじくと、レーザーキャノン砲でガイガンを狙った。
冷凍レーザーはガイガンの体に降り注ぐと、ガイガンの体を氷で包んでいった。
身長150mのガイガンの氷の巨像は川の前に立ち上がった。
すると、スーパーメカゴジラは目の色を赤くさせると目から放つレーザー光線を放った。
氷漬けになったガイガンの体はレーザーにあたると大きく吹き飛んでいった。
「ガイガンの最期だ。」
ダニエルはそう漏らした。
だが、実際はそうではなかった。
陸上ですさまじい戦いが繰り広げられてる中、フォードはジョアンナの体を乗っ取ったガイガンに苦しめられていた。
ガイガンは本体が敗れたが、データをジョアンナの方に移動させていた。
すると、ジョアンナの両腕の力が一気に弱まった。
「奴らめ・・・俺の体を。」
ジョアンナの意識を乗っ取ったガイガンの中にできた隙をフォードは見逃さなかった。
フォードは素早く、ジョアンナの髪をつかむとパンチを食らわした。
ジョアンナの体はフォードのパンチを受けて、やや後退した。
「貴様ら、貴様ら・・・。」
ジョアンナの頭にあるガイガンのコンピューターに何か作用したのか、ジョアンナは頭を押さえ後退した。
フォードは確信した。
こいつの弱点は、頭部だ。
フォードは怒りの声をあげながら、素早くジョアンナの頭部に走りこむと右腕を首にぶち当てるラリアットを食らわせた。
ジョアンナを乗っ取っていたガイガンはあまり対応できずラリアットを食らうと、大きく地面に倒れ伏した。
だが、まだ生きていた。
「貴様らいい加減にしろ!」
ガイガンはそう叫んだ。
だが、叫びたいのはフォードの方だった。
濡れ衣をきせられ、死んだはずの初恋の女性に殺されかけた。
フォードは素早く、ガイガンの背部にまわりこむと、両腕で彼女の体をつかんだ。
すると、両腕の力でジョアンナの体をつかむと
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