第12話:最後の戦い
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あああ」
サムは悲鳴をあげながら再び地面に倒れた。
倒れた二体を冷酷にみつめると、ガイガンはとどめをさすべく、チェーンソーの隠れた部分から鎖を取出し、二体の体に巻きつけると一気に高圧電流を流した。
「死ね!」
メカゴジラとメカニコングの体を高圧電流が通っていく。
サムもダニエルもヒオも悲鳴をあげながら電流に悲鳴をあげていた。
だが、そんなときだった。
「死ぬのはお前の方よ!」
ガイガンは気付かなかった。
背後にガルーダがいた。
彼は戦いに熱中するあまり、彼女の存在を忘れていた。
ガイガンは急いで背後を向き、口から青い熱線を浴びせようとした・・・・。
と、同時にユリはトリガーを引き、ガイガンの方を狙っていた。
二人は互いを狙った、だが速かったのはユリだった。
彼女はガルーダのトリガーを素早く引き、冷凍レーザーをガイガンに浴びせた。
0.5秒の差だった。
ガイガンは対応ができなかったのだ・・・。
ガイガンは冷凍レーザーをあび、体を凍結させていった。
解放させられた二体は地面に倒れそうになった。
「あんなぐらいじゃ奴は死なないわ、ダニエル!今のうちにスーパーメカゴジラに進化よ!」
「わかった!」
ダニエルはそういうと、ガルーダと合体した。
スーパーメカゴジラになったダニエルはガイガンの復活を待った。
ユリの予想は正しかった。
氷をバキバキと割りながらガイガンはでてきた。
ガイガンは目の前の光景に驚いた。
スーパーメカゴジラがいたのだ。
「まずい!」
ガイガンは思わずそう漏らした。
通常のメカゴジラには勝てる、だがスーパーメカゴジラであれば話は別だ。
通常の倍以上の冷凍レーザーを前にしたら負ける。
ガイガンはそう考えると、体に電磁バリアを張った。
「こうすれば通用しない!」
ガイガンはそう勝ち誇った。
だが、背後にはメカニコングがいた。
サムはフォードが使っていた、左腕の電流パンチを軌道させるとガイガンのバリアごと殴り飛ばした。
ガイガンの電磁バリアとメカニコングの電流パンチは互いに互角の力を持っていたため、作用し、大きな爆発を起こした。
「うわああああっ!」
サムの乗っているメカニコングはそのまま弾き飛ばされて吹き飛ぶと、かけらだけ残ったホワイトハウスの跡地に大きく倒れた。
ガイガンは、大きく川の方へと吹き飛ばされた。
ガイガンはあまりのショックに呆然とした。
すると、後を追うようにスーパーメカゴジラがやってきた。
「お前ごときに何ができるんだ!」
ガイガンは怒りの声をあげると、口を青く開いた。
それに対抗するごとく、スーパーメカゴジラ
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