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Angel Beats! the after story
番外編 年始の未明
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とや。思い出してみ?」





『NHK紅白歌合戦。紅組には大人気ガールズロックバンド。Girls Dead Monsterがいます!』

『『『みなさんこんにちわ!』』』

『みゆきちファンのみんな〜!み☆ゆ☆き☆ち☆だお!』

『『『……………………』』』

『………………えっと。関根さんはなぜ紅組なのに、青い服装なのですか?』

『可愛いからに決まってますよ。てへェ?』

『…………………続いて白組には』






嫌な記憶は忘れやすいんだね。酷かった。あれは。

「第三の青組作ってんじゃねぇ!お前のせいで紅青白歌合戦になってたんだよ!読みづらいわ!歴史をぶち壊すなや!どこの革命家なんや!あぁ!?」

「可愛いみゆきちに免じて許してちょ」

火にハイオクを注ぐなんて。

「ほんまにどついたるわ。我慢できへん。ジョッキ貸してくれへんか?」

「落ち着きましょうよ岩沢先輩!ここで傷害事件なんて起こしたら、大変ですって!」

ジョッキを使ったらみゆきちが死んじゃうよ。

私の宥めが功を奏したのか、落ち着きを取り戻した岩沢先輩。

「まだあるんや。歌う直前にな」

頭が痛くなってきたよ。






『お待たせしました!ガルデモのみなさんです』

『今年最後の演奏!全力でするんで、応援よろしく!』

『みゆきちのドラム捌き見せても、いいかな?』

『………………』×大勢

『い、い、か、な??』

『………いいとも〜』×大勢








「なんでそれをぶっこんできた!?お前はタモリさんに恨みでもあるんか!!なんで観客も巻き込むねん!司会もえっ!?えっ!?どうすんの?みたいな顔してたんやで!」

「でも、結果盛り上がったじゃないですか」

「あれはひさ子が、馬の尻尾をデスメタルバンドみたいに揺らしてたからや!」

テンションが上がっただけかと思ってたけど、そんな深い理由があったなんて。それと、まだ馬の尻尾って言ってるんですね。

「あれは、正直ポニーテールが彼方に飛ぶかと思ったな」

ポニーテールを摩りながら感想を述べるひさ子先輩。同情します。

「だからあんなに馬鹿みたいに頭降ってたんですね。納得納得」

「おい、岩沢。新メンバーの募集しといてくれ」

「合点承知之助!」

殺る気満々の返事の岩沢先輩。
あのひさ子先輩をも怒らせるなんて、みゆきち恐ろしい子!

「待ってください!さすがに年明け早々にメンバーが変わってたらヤバイですって!深呼吸深呼吸!」

スーハーと息を吸ったり吐いたりする二人。さ、酒臭い。

「悪いな関根。迷惑をかけた」

一応落ち着
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