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東方最速記
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紅魔館でのお仕事体験
執事体験 その2 妹様脱走事件
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度いいか

空へ飛び立ち時計塔のてっぺんに立つ

荒木「こうしているとゲームのラスボスっぽいな」

一人冷たい風を受け、遠くを見つめていると

ドゴォォォォォオオン

真下から爆発音がした

荒木「うおっ」

こちらに向かって無数の破片がとんできた

荒木「こりゃあ只事ではないな」

急いで爆発地点に向かうと

咲夜に鉢合わせになった

咲夜「あら、いいところにきたわね」

荒木「なんの騒ぎだ?」

咲夜「妹様が脱走したわ」

荒木「あの小さな子か?」

咲夜「それを言うならお嬢様もよ」

荒木「鼻血出てるぞ」

咲夜「あらいけない」

咲夜「ともかく、一大事よ」

咲夜「二人で回り込んで捕獲するわ」

荒木「捕獲って....」

咲夜「いいから行くわよ!」

荒木「了解!」

咲夜に続き空へと飛び立つ

紅魔館から少し離れた森へたどり着いた

咲夜「多分この森の上空じゃないかしら?」

荒木「了解、東側を探す」

咲夜「ええ、私は西を探すわ」

荒木「了解」

東へ旋回する

夜空に薄着で高速飛行すると

体が凍えそうになる

いち早くみつけだし

紅魔館に戻って暖をとろう

そう思った矢先

前方に人?影が見えた

荒木「誰だ?」

フラン「うふふ、私はフランドール・スカーレット」

フラン「お兄さん、私と遊んでくれるの?」

荒木「君がフランかい?」

フラン「ええ、そうよ」

荒木「レミリアと咲夜が心配しているぞ、とりあえず紅魔館に戻ろう」

フラン「イヤよ!」

フラン「部屋の壁を破壊してやっと外へでれたんだから」

フラン「もう鳥かごには戻りたくないの!」

荒木「閉じ込められてるのか?」

フラン「ええ!そうよ!」

荒木「それはかわいそうだったな」

フラン「あっ...あなたにはわからないわ!」

荒木「...そうか」

フラン「そうよ!私をわかってくれる人なんて誰もいないんだから!」

荒木「俺がレミリアと掛け合って外へ出れるようにしてやろうか?」

フラン「お姉様はわかってくれやしないわ!」

荒木「....うーむ」

フラン「あなたは....」

荒木「ん?」

フラン「あなたはどうしてそこまでしてくれるの?」

荒木「......さぁな」



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