絶望と希望と最悪神?
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人、本物のダークのみだ。
「ダァアアアアアアッ!!!」
超神速で放たれた剣と刀は次々とダークモドキを切り裂き、化けの皮を剥がしていく。
「何故だ……ッ!人間にはその様な力が………ッ!」
「人間様嘗めんなよ!!人間には……人間同士の絆が有る!!」
俺は最後の二撃を繰り出すと、そこから最後の一撃を放つ。
「革命一撃!<撃滅革命>!!」
裏単発不可視ソードスキル<撃滅革命>。
それを食らうと、ダークモドキは消滅し、代わりに何かの欠片が落ちた。
「……欠片」
俺はそれを拾うと、姿が元に戻り、代わりに手には片手剣と太刀が握られていた。
その一方で。
「くっ……」
白い翼を持ち、白金色の髪をした少女が、その身に傷を負って壁に背を預けていた。
「ダークネスウイングが亜空絶空間に囚われるとは……ハアッ………予想だにしてませんでしたね……っ」
彼女からは血が大量に流れ出ており、それを塞き止めるだけの神力も残されていなかった。
「兎に角……ライトさんたちに報告を……ッ!」
少女は動こうとするも、激痛によりそのまま意識を失った。……そこに。
「……どうしたんだ、ルスティグ?」
「いえ、アルマさんが何かを見付けた様なので」
三人の武装した戦士が、少女を見付けた。
「……ミヤビさん?」
「ミヤビィ?これ、ミヤビじゃねぇだろ」
「しかし、彼女からは僕と同じ感じがする。それに傷もヤバい」
「どうします?」
「どちらにせよ放って置けないだろ。アルマ、退け。俺が担ぐ」
「……君、人間の癖に僕に命令するのかい?」
「アルマさん!今はそれどころじゃ無いでしょう!?」
「そういうこった、早くいくぞ」
「……ふん」
三人は少女を担ぐと、何処へと消えてしまった。
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