二弾 再会する者、企む者、怒る者??
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に聞いていたが段々面倒になってきた。
スヴェンに丸投げしよう。
校長の話しを聞き流しているとふと、思った。
「そういや、どうすれば元の体に戻れんだっけ?」と。
以前なった時は確か、元の姿をイメージする訓練をすることで元に戻れたけど、今回も同じ方法で戻れるのか?
試してみるか?
ええい、戻れー!
「元の姿……元の姿……元の姿……」
「ですので、ボルフィード先生には強襲科と装備科を兼任していただきます。
それとそちらにいる、高天原先生のクラスの副担任として……」
校長がスヴェンと何か話し合っているが気にしてる場合じゃねえ。
早く戻らねえと……集中。
……集中……集中……。
「元の姿〜」
……集中……集中……元の姿……元の姿……。
______ハッ!
「あっれェ??
浮かばねーっ」
数日後。とある学生寮。
「元の姿……元の姿……元の姿……ああ、どうやりゃあ戻るんだ??」
「おい、トレイン。
聞いてるのか?」
ウンウン唸っていると相棒に声をかけられた。
元の体に戻る為にイメージトレーニングをしていた俺は体をスヴェンに向けて、頭の中では元の体のイメージを思い浮かべながらスヴェンに返事を返す。
「……ああ。今日の晩飯なら海鮮料理がいいぜ!」
「そんなこと聞いてねえだろ??」
「えーと、ミルクは瓶のやつな!」
「何の話だ??」
スヴェンが怒鳴ってきたが怒鳴られるのはいつもの事なのでスルーしながら元の体を思い浮かべる。
元の体……元の体……元の体……。
「まあ、いい。
俺はしばらくこの学校の教師として働きながらイヴを救う手立てを考えるからトレイン、お前は早く元の体に戻れるようにお前はお前で行動しろ」
「だあぁぁぁー浮かばねえー!」
俺がそう叫んだその時______
______ゴッ??
「紳士パーンチ??
聞けよ、人の話を!」
俺の頬を強い衝撃が襲い、俺は床にドサッと倒された。
「教務課に呼ばれてるから帰りは遅くなる。
お前の入学手続きの件でどこの学科に入れるか揉めてるようだからあまり外を彷徨って騒ぎを起こすな。
それと同居人にも迷惑かけるなよ!言っても無駄だと思うがトラブルに巻き込むな。
何度も言うが数日以内に強襲科以外の学科の試験を行うからそれまで、くれぐれも騒ぎを起こすなよ!」
もう何度も聞いたことを繰り返し言ってスヴェンは部屋を出ていった。
俺とスヴェンが邂逅を果たした日から2日が立った。
あの後、校長室を出た俺達は教務課に連れて行かれて、そこで今後の学生生活を送る上
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