暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
フェアリィ・ダンス編 哀しみを背負った男達
ギルスと紅い鳥と恐竜グリード
[1/7]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
始が灰色の世界を抜けると、そこは森だった。深い深い、緑の森。
気配を感じた始は、木のそばへと隠れた。人がやって来たのだ。
姿は人間にそっくりだが、耳の形が違ったりすることに少し驚く。しかし、すぐに落ち着いた。
人間達の会話を聞くとよくわからない単語が飛び出していたが、一つだけ気になるものがあった。
バッタ男と紫色の鬼と言う噂だ。一号と響鬼か?と思いつつ移動を開始すると、向こうから叫び声が聞こえた。
見れば、見覚えのある姿が2つあった。
「イーグルアンデッド・・・!?」
奴は死んだ。いや、封印されたはずなのだが・・・。さらに、自分が封印したはずのオーキッドアンデッドもいる。
「いったい何がどうなっている!?」
アンデッドたちは、次々と人間を襲い始めた。急いで駆け出し、変身する。
「変身」
change
の音声と共に、始は仮面ライダーカリスへと変身する。
さらに一枚のカードを引き抜き、カリスラウザーへとラウズする。
K Evolution
カリスのキングフォーム、ワイルドカリスへと変身した始はアンデッドたちと相対し、人間が逃げるのを確認、戦闘を開始する。
左右のホルスターから醒鎌ワイルドスラッシャーを抜き、斬りかかる。
さらにアブソーブオーキッドのカードをラウズし、イーグルアンデッドを切り刻んでいく。
後ろからオーキッドアンデッドが触手を伸ばす。それに気付いた始はイーグルアンデッドを蹴り飛ばし、触手を避けてからカリスアローにワイルドスラッシャーを合体させて射撃する。
さらに、再び背後から接近するイーグルアンデッドを突き刺し、オーキッドアンデッドへと放り投げる。
そしてワイルドのカードをライズし、ワイルドサイクロンを放つとアンデッドたちは爆散し吹き飛んだ。
だが・・・そこに、黒い影が飛んでくる。
「くっ・・・・」
始はその影を見た。緑色の体を見せたそれは、
「・・・ギルスか!?」
ギルスの動きが止まった。その変身が解ける。
「やはり、葦原涼か」
涼もお前は・・・と言っていたが、涼はゆっくりと倒れた。
「葦原!!」
地面に倒れる涼を、始は背負う。始は森を抜けるため歩き出した・・・。
研究所
その頃・・・。
須郷、妖精王オベイロンは、目の前の機械に見惚れていた。それは、異世界からのものを呼び寄せる機械。
スイッチを入れた須郷は遠目からそれを見る。その装置が光を放つと、何かが出現した。
鷹のような頭。クジャクのように美しい羽。コンドルのように力強い脚。全身が赤色で塗られたそれは、須郷に言った。
「お前・・・誰だ?」
研究所
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ