第11話 三大ロボット怪獣激突〜人類最終戦争〜
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はメカゴジラとガイガンの激しい戦いが続いていた。
メカニコングは地面に倒れ伏していた、だが戦況はメカゴジラに有利だった。
ガイガンの片腕は奪われ、ガイガンはやや機能しなくなっていった。
メカニコングはそんなガイガンにドリル状の腕で体を抉っていった。
ガイガンはしばらくされるがままになっていた。
「どうした、ガイガン。さきほどの傲慢な喋りは!」
ダニエルは口でそう言いながら、ガイガンの体を蹴り飛ばした。
ガイガンはメカニコング同様に地面に倒れながらメカゴジラの攻撃をひたすら受けていた。
すると、ガイガンは起き上がると、口を開き青白い熱線を吐いた。
メカゴジラの体に熱線がヒットすると、巨大な爆音が響き地面に大きく横たわった。
だが、幸運なことにゴジラの熱線ほどの威力はなかったのか、耐久率の数字もあまり下がらなかった。
しかし、ダニエルは気づいた。
ガイガンを見失った。
「どこにいった?」
ダニエルはそう言いながら周囲を見回した。
するとヒオが叫んだ。
「空をみてっ!」
するとダニエルはメカゴジラ上から宙を見上げた。
そこには空を埋め尽くす勢いで、何百、何千というドローン兵士たちが空中で浮遊しながら待機していた。
ガイガンが応援を呼んだ、ダニエルはそのことに戦慄した。
その中心にいたのはガイガンだった。
ガイガンの赤いゴーグルは光ると、それに反応するかのようにドローン兵士たちの掌は赤く光った。
「いっただろう?終わりだ。」
ガイガンは口を開けると、青白い光で包んだ。
ダニエルは何もできず、その光景をただただみつめるだけしかできなかった。
数が多すぎる。
メカゴジラは強いが、あれだけの数の敵を前にすれば待っているのは死だけだ。
ダニエルはそう感じると、ただただ目を閉じて死を待った。
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