愛は死よりも、死の恐怖よりも強い
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地をはったところで、現状をひっくり返せる力を持たない俺に何が出来たというのか
結局マダラに警戒され拷問を受け、洗い浚い吐いただけじゃないか
そうして死を待つだけの俺に、あの狐は何を考えていたのか
なんで俺なんかを助けた
お前なんか嫌いだったのに、恐がったのに
涙が溢れて止まらない
「おぉ、起きたか!」
白髪に赤い隈取り、眩しく笑った老人は、伝説の三忍・自来也
手に水の入った桶に真新しいタオル、どうやら助けてくれたのは彼らしい
礼を言うことも忘れ、溢れる涙をぬぐうことも忘れ、ただ呆然と口を開いただけだった
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