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魔法少女リリカルなのは〜八神 颯介 第一次次元戦争編〜
第O話 天空要塞 フルブレイブの力
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圧倒されるほどの巨大な城…たが、我々は恐れて立ち止まっていてはならない…ソーヤが先陣を切る

「貫け!!イグナクト!!」

ガジェットの大群を貫き城に到達するのだが儀式魔法並みの巨大な魔方陣に防がれる

「なんだと!?」

イグナクトは彼の血肉で作られた神槍…全てを貫通する力を持っているのにその槍は貫通することなく防がれた

『やぁ、管理局の諸君…どうかな俺の城は』

「颯介!!」

今となっては忌むべき存在…最強最悪の敵 八神 颯介…彼の城ならば自身の槍が防がれたのも頷ける

『おいおい、そんな顔すんなよ…お前たちに俺たちの情報を与えてやろうとしてるのに』

「なに?」

何故そんなことをする…自分達の情報を教えるなどとましては敵の大将が直々に伝えるなど全くもって意味が分からない

『なぁに、ハンデさ…まぁお前のデバイスに資料を送ってやるよ』

そして情報整理に使っているデバイスに資料が送られてくる

・大将である颯介は城の王座から動かない

・召喚獣の幹部は原初の神々と同等の力を持っている

・創太はガジェットと召喚獣が倒されると戦争に参加する

その情報を見終わると颯介は通信を切りガジェットと召喚獣達が襲ってくる…そしてまだ固まっている他の管理局員に言葉を放つ

「止まるな!!何故、我らは此処にいる?市民を守るためであろう!!けして立ち止まるな退けば老いるぞ、臆せば死ぬぞ!!自分の守りたいもののために剣を抜け敵を蹂躙しろ!!」

そして士気が高まり管理局員達はデバイスを構えガジェット達を迎え撃つ…そしてソーヤは政宗を抜き戻ってきたイグナクトを持ち構える

「舐めるなよ剣神!!我等の絆を魅せてやる!!」



フルブレイブの玉座に座っていた颯介は今まで閉じていた瞳を開く…白銀に染まっていた瞳が血のような紅に染まっていた

「…そうか、ならば見せてやろう我が城『フルブレイブ』の力をな」

そして颯介は指をならすと手すりにスイッチのような物が現れそれを押す

「まぁ、存分と楽しんでくれよ…」

そして颯介の右腕の手の甲には原初の焔 神風 風魔の聖痕『太陽の聖痕』あることを誰も知らない



現状は今のところ互角、武神である次郎が加わったためかなりスムーズに事は進んでいるのだが城から大きな大砲が現れ此方に発射される

「全員に防御に専念しろ!!」

響き渡る轟音にソーヤの声は掻き消され管理局員達はそのままミットチルダに砲弾が向かう

「卍解――七つの(セブンランサー)!!」

そしてソーヤはその砲弾に恐れてイグナクトを卍解させてそれを投げる

「盾槍――全て遠き理想郷(アヴァロン)!!」

そして大砲を防ぐように七つの槍
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