無印編
序章
第四話 就職先決定
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なら私たち月村家が貴方の歳でも雇ってくれる職場を提供する。だから…」
その話を聞いて遠い昔の自分を思い出した。それは俺がまだこの力を手に入れ始めて他の世界に飛んだ時のことだ、親しくなった人間が居た。でも俺は自分の正体が言えなかった…怖かった親しくなった人が何処かに行ってしまうのが…だけど時間が経ち俺は力を使った、その親しくなった人間の目の前でそいつを助けるために…だけどそいつは俺が手を差し伸べると言った「化け物…」やっぱりだったこれが人間だ、どんなに親しくなっても異常な力を持つものはそれが何であろうと「化け物」になる。だから俺はすずかの気持ちがよく分かった、親しくなった人たちが自分を嫌うのが、離れるのが、怯えられるのが怖いと思う恐怖を…だから俺はあの様な者たちを支えるのも俺の使命なのだろう。
「分かった学校には行こう」
「そ、そう!それは良かった〜」
〜sid忍〜
「分かった学校には行こう」
「そ、そう!良かった〜」
本当によかった〜これで断れたらどうしようかと思った。実はというとさっきのすずかの件だってとっさに出たことだし…でも出鱈目って訳じゃあないんだけど、まぁすずかならそのことについては上手くやるでしょうけど…でもあの子かなりおくてだからせめて近くに置いとかないと…面白くなりそう。ところで私は誰に説明しているのかしら?
「……い、おい!忍よ人の話を聞いているのか!」
「え?ああ、ごめんなさい少し考え事してて、それで何?」
悟志君は私のその発言に呆れた様子を見せため息しながらもう一度話してくれた。
「だから、さっき言った俺が行くことになっている学校と就職先はどこにする気だと聞いたんだ。はっきりとは決まってなくても、ある程度はというか職種くらいは決まっているのだろうな」
「ああそのことね、大丈夫よ貴方にはすずかやなのはちゃんと同じ私立聖祥大学付属小学校に言ってもらうことが決まっているの。それから仕事の方は貴方にきっとピッタリな仕事よ、ファリンは悟志君をお願い、ノエルはすずかを連れてきて頂戴」
「「分かりました(分かった)」」
ファリンは悟志君を連れて奥に行き、ノエルはすずかを呼びに行った。
〜数分後〜
しばらくしてノエルがすずかを連れてきてくれた。
「それでお姉ちゃん私に見せたい物って何?後悟志君は帰ちゃったの?」
「いいえ、悟志君は帰ってないわよ、それから見せたい物っていうのは秘密。でもそろそろファリンが…あ、来た来た」
すずかと話をしているとドアからファリンが現れて悟志君を連れてきてくれた。その姿は普通のかっこうではなく執事姿の悟志君でした。
〜遡ること数分前〜
〜sid悟志〜
「だから、さっき言った俺の就職先はどこにする気だと聞いたんだ。はっき
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