次なる案と危機たる報
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……そうだな。何をやるにも、まずはグラトニーか」
「いい台詞ですね! ばっちり録音させてもらいましたよ総二様! 何をヤるにもまずはグラトニーってね!」
「ヤバいかも知れないってのに何やとんじゃ己はァッ!!」
「おぱっぴーーーーッ!?」
奇妙な叫び声を上げて、トゥアールは斬りもみ回転しながらジャイロボールの如く壁まですっ飛んで行き、跳ね返ってきた所を四番打者のスイングもかくやの蹴りで打ち返されて天井の隅に突き刺さる様にぶつかって落下した。
「こういう展開燃えるわね……甘々な敵ばかりで油断していたら、まさかの容赦の無い第三勢力! とっても良いシチュエーションだわ!」
「……頼むから最初から最後までシリアスにしててくれよ……」
先程までは溜めていたのか、未春も全く見当違いなことを口走る。
恐らくツインテールを守る事と謎のエレメリアンの詳細判明の次に願っているだろう事を、総二はもう嫌だといった表情で口にして項垂れるのであった。
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