第9話 ゼロ距離の彼岸
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あって、痛みすらも共有できないのに。……分かってくれなくて良いわ。人は皆、1人と1人なんだから。一つには、なれない……」
「……」
小倉の腕の中で、高田が体を丸めた。その背中が微かに震えている事に、小倉は気づいていた。密着した肌と肌が、互いを余計に遠く思わせた。外は、もう暗い。冬が近づいていた。
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