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大陸の妖精
ナツvs大火の兎兎丸
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兎兎丸は炎の軌道を自分からアルトに向けた


そして軌道を変えられた炎は、そのままアルトに直撃する



アルト「あちぃぃぃ!!!」


ナツ「何ィ!!」ガーン


アルト「何すんだ、このやろーっ!!」


ナツ「わ、悪ィ・・・オレの炎が勝手に動いて・・・!!?」


兎兎丸「私は火のエレメントを操りし兎兎丸・・・全ての炎は私によって制御される」


ナツ「何だとォ!?」


ナツはもう一度炎を拳に纏って、兎兎丸に襲いかかる



兎兎丸「はっ!!」


しかし兎兎丸が再びナツの炎を操り、ナツの拳の炎を暴走させる



アルト「ぅ熱っちち!!」


ナツ「どぅおっ!!!」


ハッピー「ナツ!アルト!そんな奴かまってるヒマないよっ!!早く砲撃を止めなきゃ!!」


兎兎丸「敵であろうと自然であろうと全ての炎は私のものだ!!!」


ナツ「オレの炎はオレのもんだ!!!」


兎兎丸「相性が悪かったね・・・火の魔導士くん」


アルト「おいナツ!選手交代だ、俺があいつを止めとく!」


ナツ「なーに、心配すんなって!こんな奴すぐに片づけて―――」ボォ


次の瞬間、ナツの炎がアルトを襲う



アルト「あっちゃぁぁアア!!」


ナツ「悪ぃ、アルトー!!」ガガーン


アルト「な、ナツ・・・後で・・・覚えてろ」プスプス


ナツ「クソ、思い通りに炎が動かねェ」



その時、巨大なラクリマが輝きだした


アルト・ナツ「「!!」」


ハッピー「ジュピターが動き出したー!!」



ジュピター発射まであと5分――



兎兎丸「青い(ブルーファイア)!!!」


ナツ「んがっ!!」


兎兎丸の繰り出す青い炎に包まれるナツ



アルト「残念、ナツに炎は効かねえぞ!」


兎兎丸「!?」


見ると、ナツは青い炎をもしゃもしゃと食べていた



ナツ「うほっ、冷てぇ!!こんな火は初めて食ったぞ!!」


兎兎丸「なるほど・・・君が噂の滅竜魔導士だったのか・・・相性の悪さはお互い様という訳か」


ナツ「はァ?」


兎兎丸「お互いに炎が効かないのだからね」


ナツ「勝手に決めんなよ、まだくらってもねえだろ」


兎兎丸「だから、私に炎は当たらないのだよ」


ナツ「・・・・・!!」


兎兎丸の言葉にナツはしばらく考え、何か思いついたようだ



ナツ「この魔法ならどうだ?」


兎兎丸「どんな魔法でも『炎』である限り私は制御できる」


ナツ「火竜の・・・・・
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