NO.15 無色無番号
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たちは勝てないんでしょうか・・・・・・」
「分からない・・・・・・」
「ジャパニーズボードゲームを甘く見てたな・・・・・・」
未だに勝ててないんだな・・・・・・。
「あっ、ヤバいにゃ、思い出したら笑いが・・・・・・!」
黒歌。そんなに旧魔王派がボードゲームで惨敗していたのが面白かったか?
まあいいや。次にいこう。
英雄派。
相変わらずレトロゲーを楽しんでたり筋肉を自画自賛したり魔導書と見せかけてライトノベル読んでたりしてた。
だが、俺は全く別の事に気をとられていた。
「彼氏がほしい・・・・・・」
相も変わらず独身らしいジャンヌさん。だが、問題はそこではない。
ジャンヌの中に、結晶体があったのだ。
『霊結晶』
それを宿す者は『天使』を顕現できる。色や番号で十ある『天使』のどれかがわかる。
が、いくら見てもその霊結晶は無色で、番号がない霊結晶だった。
「さすがに想定外ね・・・・・・」
元々謎の多い力だったが、今まで霊結晶の色と番号を見分けれなかった事はなかった。
だが今回は無色無番号だった。ワケわからん。
「どうしようかしら・・・・・・」
「ん?どうかしたかにゃ?」
「『霊結晶』持ちがいたのだけど、色も番号もわからなかったからどうしようかと思って」
「そんなことかにゃ?」
そんなことってなんだよ。
「オーフィスがいるからなんとかなるにゃ」
「・・・・・・他力本願」
「うるさいにゃ!」
とはいえ、相手は一応テロリスト。しかも外道っぽい。情けは無用か?
「・・・・・・よし、拉致するか」
「こいつ本当に天使なのかにゃあ?」
え?中身人間ですから。さて、拉致実行。
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さて、黒歌の仙術で空間を遮断し、黒歌の睡眠毒霧で眠らせ、黒歌の空間仙術で我らが鳶一家(仮)に帰ってきた。
「レイナーレの方がずっと他力本願にゃ!」
失敬な、適材適所と言いたまえ。
ところで、
「・・・・・・」
さっきから無言で俺の腰に抱きついているこの可愛い無限の龍神はなんなんでしょうか?
「レイナーレ、我も色々できる」
ああ、かまってほしいんですね。
「ごめんね、オーフィス」
体を捻って抱き返す。するとオーフィスは気持ち良さそうに目を閉じた。
「無駄に母性があるにゃあ・・・・・・」
ちきしょう!俺は(精神的に)男のハズなのに!でもオーフィスの可愛
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