マブラヴ
0838話
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ー内に転移した相手を個別に潰していけばいいだけなのだから。
こうして、いつものように幹部会議とでも呼べるような……あるいは家族団らんの一風景とも言える光景は終わる。
尚、この翌日、ソ連と韓国に19個目、20個目のハイヴの建設が始まったとエザリアから聞かされる事になる。
「アクセル、出撃準備完了よ」
シロガネのブリッジ、そこで俺はマリューからの報告を受けていた。
数日前に入ってきた、新たなハイヴ建設。
正直な話、BETAの巣とも言えるハイヴが作られたのだから、俺達の国連招致に関しては延期するものだと思っていた。
だが……いや、あるいはハイヴが作られたからこそか、予定通りに国連総会で俺達とこの世界の国々との初顔合わせは行われることになっていた。
異世界の国家であるシャドウミラーに弱みを見せたくない。……そんなところなんだろうな。
ともあれ、向こうがこのまま進めるというのならこちらとしても文句は無い。
そういう事でこちらも準備を整え、こうしてその準備完了の報告を受け取ったのだ。
視線を巡らせれば、シロガネのブリッジにはシャドウミラーの主要メンバーが殆ど揃っている。
普段はギアス世界やら何やらに派遣されているギルフォード、この手の事が嫌いなムラタ、ギルフォード同様色々と便利に使われているエキドナの姿もあるのだから。
まぁ、エヴァやフェイトといった面子はいないけど。
「よし、ではアメリカのニューヨークへ向けて発進してくれ」
「了解、シロガネ、発進します」
艦長であるマリューの声と共に、シロガネはマブラヴ世界の空を飛びながらニューヨークへと向かって進み始めた。
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