第3話
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
そんな訳で、一週間後。
「でっかいなぁ」
『迷いそうだぞ、こんだけ広いと』
『地図を早急に頭に入れておかねばですね』
『美味しいものあるかなぁ』
真也は、IS学園に来ていた。
と、いうのも。
あの後、警察を呼んでマスコミを追い払ってもらったのだが。
その結果、身元が割れ、国際IS委員会に連絡が行き、IS学園に行けと指示が出たのだった。
なお、準備期間の1週間で、荷物の整理や友人たちに連絡を入れていた。
・・・男友達には『男の理想郷に行くだと!ザッケンナ!』
という感じの返信が帰ってきたのだが。
正直な話、代わってほしいと思った真也であった。
ともかく、時間を1週間進めなおすと。
校門前で、見渡して時間を潰していると。
「貴様が中森真也か?」
「あ、はい。貴方は?」
「貴様のクラス、1年1組の担任織斑千冬だ。
弟も入学する事になったが、まぁうまくやってくれ」
「まぁ、わかりましたけど。
・・・で、何をすればいいんですか?」
「まあ、来てもらえばわかるが、お前宛に大量の資料が届いていてな」
「資料?なんのです?」
「来てくれればわかる」
千冬に促されるまま、真也は校舎に入っていった。
校舎内・応接室。
「・・・なんですかこれ」
真也は、目の前の大量の資料を見て呟いた。
「簡潔に言えば、お前に専用機を作りたいという会社からのアピールだな。
とりあえず、この中から選んでくれ。
決まったら声をかけてくれ。それまで外にいる」
そう言うと、千冬は応接室から出て行った。
「・・・『この中から』って言われても・・・」「
『多すぎて眠くなるぜ』
『変わりましょうか?性能を簡単に評価しておきますよ』
「あ、じゃあお願い、射羅」
『わかりました』
そう言われ、真也は射羅と交代した。
十数分後。
(真也、まとめ終わったので代わりますよ)
『あ、わかったよ』
真也が再び戻ると、小さいメモが置いてあった。
「うーんと、まずは・・・。
中国の甲龍の二号機、『昇龍』?」
『こいつは近接向きですね。
機動性と近接での戦闘能力には目を見張るものがありますが、射撃と砲撃はないですね。
一号機には衝撃砲があるそうですが、こいつにはついていませんね。
評価すると、機動性が4、近接が5、射撃が0、砲撃も0です』
『俺としてはこいつでもいいぜ!』
『僕は却
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ