第十幕その十
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す。
「森を出て」
「元の道に戻ってね」
「ボタン=ブライトを起こしましょう」
「そうだね、そういえば」
ここで、です。木樵は今自分達がいる森の中を見てです。そうしてそのうえでこうしたことを言ったのでした。
「この森は広いし木が多いけれど」
「それ程度茂ってはいないね」
かかしも言います。
「君が斧を振るうまではないね」
「そうした森だね」
「だからここまでもすぐに来られたし」
「帰る時もね」
その時もだというのです。
「すんなりと帰られるね」
「有り難いことにね」
「さて、ではね」
それではと言う木樵でした。
「僕達もこれからも同行させてもらうから」
「宜しくお願いするよ」
「お二人なら何時でも大歓迎ですよ」
カルロスが皆を代表してかかしと木樵に答えます。
「それこそ」
「それじゃあ」
「僕達も」
「はい、是非お願いします」
こう言ってでした、五人はかかしと木樵を囲んで一緒に遊びながら森への出口に向かうのでした。そうしてまた大学への道に戻るのでした。
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