第百八十六話
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第百八十六話 紅茶
今田先生は紅茶を飲んでいる、食後のロイヤルミルクティーも。そのうえで一緒に飲んでいる今日子先生に言うのだった。
「食後はね」
「三食いつもね」
「和食や中華の違いがあっても」
「それでもよね」
「お茶は欲しいわ」
これは絶対にというのだ。
「もう欠かせないわ」
「ええ、そうよね」
「私達はそうよね」
「コーヒーも飲むけれど」
それでもなのだ。
「いつも飲むのは」
「コーヒーよね」
「それ以外ないわ」
他に選択肢はないというのだ。
「あれが一番よ」
「そうね、私達はね」
こう二人で話す、そして。
今日子先生もだ、こう今田先生に言った。
「お茶派ね」
「どんなお茶でもね」
「お茶を飲まないと駄目なのよね」
「お茶にはビタミンもあるし」
「しかも飲んだら目が冴えてね」
「頭もすっきりするから」
そうしたことこあってというのだ。
「いいのよ」
「もちろん味もいいしね」
「まずお茶よ」
とにかくこれに尽きた。
「お茶を飲まないとね」
「そう、だからね」
「今も飲んでるし」
「また御飯を食べたら」
「その時にね」
「飲みましょう」
こう二人で話すのだった、そして実際に先生達はロイヤルミルクティーを飲んでそうしてだった。そのお茶を全部飲んでから。
「さて、それじゃあね」
「午後のお仕事にかかりましょう」
こう話してだった、二人は後片付けをそれぞれの使い魔達と共にしてそうしてだった。そのことが終わってから。
笑顔で薬の調合に入った、そして。
その薬を調合している間はだ、麦茶を飲んで言うのだった。
「やっぱりお茶よね」
「これがないとね」
「私達はね」
「何も出来ないかもね」
その麦茶を楽しみつつの言葉だった。
「お仕事の時もお茶」
「欠かせないわね」
その時もお茶だった、先生達はとかくお茶が好きである。
第百八十六話 完
2014・11・14
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