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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Myth20生命の源なる海の中で・・・〜Drachen des OzeanE〜
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か。やってみるか。『アイリ、行くぞ』と術式補助を任せる。アイリからは嬉々とした『アイリはもう準備万端だよっ♪』という返事が。とりあえず吹雪関連は散らされる可能性があるな。個体としての氷雪術式が良いだろう。
――
舞降るは
(
コード
)
、
汝の麗雪
(
シャルギエル
)
――
手始めに氷の槍シャルギエルを7基展開、アンナへ向け射出する。アンナは悠々と高速で泳ぎ、余裕で回避。直線的ではどれだけ速度があっても避けられるな。
――
瓦解せる喰飲の龍咆
(
アルティスフォドス
)
――
まずは布石だ。海水の龍を13頭と作り出し、一斉にアンナへと突撃させる。海龍は水人形を次々と食らっては吸収し、回避に入ったアンナを追い縋る。その間に、周囲の海水を弾丸状にした下級術式――拡散する穿滅の弾幕アールデンレウスを発動。海龍を操ってアンナを誘導しつつ水人形を殲滅し終える。今まで見た機動力、防御力、迎撃力――さらにその上方予測値を計算に入れ、アンナの回避場所を予測する。
「斃さないと、斃さないと・・・!」
――ギデオンの咆哮――
海龍の迎撃に移ったアンナ。高速遊泳しながら的確に海龍を砲撃で潰すその腕には舌を巻く。一度海龍のアンナ追撃を中断させ、アンナの移動をやめさせると同時に「行けッ!」水弾をまず11発を間隔を開け発射。水弾の接近に気付いたアンナは再度回避を開始し、それに合わせて第二波――8発を放つ。アンナが向かった地点に海龍を3頭突撃させる。水弾と海龍の挟撃だ――が、アンナは両方に手の平を翳す。
――ダビデの星盾――
すると水流が六芒星の形で力強く流れ、迫り来ていた海龍と水弾を粉砕した。なるほど。だったら動きを封じられている今のうちに全ての海龍と水弾を向かわせる。
――ゼルバベルの叱責――
また生み出される水人形、その数は数えるのが果てしなく面倒なほど。しかしもう私の魔道の前に水人形は役に立たない。私の背後に現れた水人形数体に“エヴェストルム”を叩き込み寸断、間髪入れずに『いくよっ!』アイリの冷気で氷結し、出来た破片を“エヴェストルム”で殴打してアンナの元へとかっ飛ばす。アンナは背に在る4枚の翼で身を包み・・・すべての攻撃が着弾する寸前で大きく広げた。
――ネヘミヤの剣――
「がはっ・・・・しまっ――ごぼごぼっ!?」
『マイスターっ!?』
剣状の水圧×120ほどが目にも留まらない圧倒的な速度で放たれ、それらは私の魔道――海龍と氷弾を粉砕し、私に直接ダメージを与えてきた。魔力コーティングが破かれ、この身を海中にさらし溺れかけてしまったが、すぐに魔力コーティングしなおす。とりあえず『大丈夫マイスター!?』そう心配しまくるアイリに『大丈夫だよ』と答え、再び翼で自分を包んだアンナより高速離脱。
(物量攻撃で魔力コ
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