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ナギの親友物語
16話
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ちゃん、悔しいが俺の負けか・・・悔しいです!
「はぁ〜降参。場所教えて?」
「ふふ、分かればいいんです。じゃあ付いてきてください!」
「OK任せろ」

「ジョニィ!何て素敵な景色なの!私こんな所初めて!」
「何で行き成り通販番組の女の人が出てくるんですか?」
「気にするな」
「はぁ〜」
なんでため息吐くかな〜なんかアスナちゃんも俺がこういう事したらため息吐くんだよな〜。まぁ、それはそれとして冗談抜きして俺が今いる所は本当に綺麗だ。
 その場所は小さな広場みたいに成っており。中心には湖がある。今は冬なので花は咲いてないが、咲いたら凄いんだろうな〜。でも今の景色も雪が良い感じに積もっていて綺麗だ。
「すげぇ、な」
 「そうでょ?私も此処に長いこと住んでるんですけど、つい最近まで知らなかったんです。」
 近くの岩に座りながらそんな事を言ってくるネカネちゃん、俺もここには10歳ぐらいまでは住んでたんだけどな全然知らなかった。あの頃はナギと二人で森を破壊してたもんだ。多分上手い事木々とかに紛れて認識障害魔法見たいに隠れてたんだろうな〜
 「でもどうして俺と二人なんだ?こんな良い所じゃネギもつれて来た方が絶対良いだろ?」
 「まぁ、そうなんですけど・・・今回はお礼も兼ねて二人で来たかったんです・・・」
 「??」
 湖の方に歩いて行くネカネちゃん、なんだろうなんか凄く寂し方に見える。今にも泣き出して程に・・・

 「私ねアレンさんに感謝してるんです。でもそれと同じぐらい嫉妬してるんです・・・だってアレンさん行き成りネギの前に現れてナギさんの親友だからって直ぐネギと仲良くなって!ネギの悩みとか聞いたり。そんな二人を見てると・・・」
 「私なんか・・必要じゃな無いような気がして・・・はは、可笑しいですよね!・・忘れてくださっ!?えっ!?」
 「はぁ〜なに言ってんだよ」
 ネカネちゃんが後ろ向く前に抱きしめて上げる・・・この子は・・・はぁ〜なんて言うか
 「バカだなぁ〜」
 「だって!だって!私といる時嫌な事とかあっても絶対言わないのに!アレンさんには、言ってるじゃないですか!!湖に落ちた時だって!あの子・・・私じゃなくてナギさんを見てた・・・もん」
 「そんなことないよ、ネギは知ってるよ。ネカネちゃんがあの時泣きながら自分を看病してくれた事も、どれだけ自分の事を心配してくれてるのかもどれだけ愛してくれてるかも」
 「じゃあなんで!」
 「だからだよ」
 ネカネちゃんの足元に水滴が落ちる。
 「ネギは男の子だから、ネカネちゃんには言えないんだよ。まだ幼いけどそれでも小さな意地があるんだよ。ネギだって俺だってネカネちゃんが居なくて良いなんて思わないよ・・それに」
 「・・・それに?」
 「・・・ネカネちゃんが居なくな
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