山茶花が咲いた
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ばよ
月読とかいうわけわかんない術で倒れたサスケを木の葉に連れて帰ってくれた
去り際にシュロがヒントだと言って教えてくれた
コンと我愛羅は同じだって
木の葉の掟でオレに絡めて言うことは出来ない、とだけ言って木の葉に戻って行った
・・・我愛羅はオレと同じようにバケモノを飼っていたってばよ
態々掟のことを口に出したってことは、オレとコンも同じってこと
コンの腹にも何かがいる
その何かを狙ってあいつらは俺達を連れて行こうとしている・・・
ペインの兄ちゃんは暁について軽く説明してくれた
2人一組で行動して、強い力を持った獣を封印しようとしていること
その封印した力で何かを企んでいること
ペイン兄ちゃんが元はその暁のリーダーだったこと
オレってば馬鹿だから説明されたなかじゃこれぐらいしか分んなかった
だけど、これだけはよく理解出来たってばよ
「だったらさっさと強くならなきゃ!
オレも、コンも!!」
この言葉にエロ仙人も兄ちゃんも微妙な顔になった
「いや、お前はともかくコンはわしが守るし・・・」
「一緒に強くなるったらなる!」
俺達どっちも守られてばっかの小僧じゃねーんだぞ!
「うーん・・・ナルト、コンはちょっと体が弱いから・・・ね?」
体が弱いとかそんな問題じゃないんだってばよ!
「守られてるだけじゃ悪夢は終わらないんだってば」
中忍試験本選でコンがシュロに言った言葉
ずっと覚えてる
コンは何かにいっつも怯えていたけど、其れから逃げようと必死だったけれど・・・
でももう逃げずに立ち向かおうとしてるんだってばよ
波の国で、白の兄ちゃんに言われたように、覚悟を決める
木の葉に帰ってから少しずつだけど、何かが変わってきてるんだってば
「え?」
だから
だから!
「コンはそう言った
だから、一緒に強くなるんだ!」
白の兄ちゃんに胸を張って覚悟を決めたって言えるように
大切な人のために戦えるようになったって、何時か言えるために
強くなるんだってばよ
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