暁 〜小説投稿サイト〜
今日から頑張る
会話

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久しぶりにする会話

声が全然出せず
変な汗もでる

家族とただ会話するだけなのに
結構精神的にくる

俺の精神がここまで弱くなっただけなんだけど
なんか怖い

優「・・・やっぱり緊張してるんだね」

充「・・・いや、、しt、、してない」


優「嘘、手が震えて目も泳いでるよ?、悪いことしてないんだから普通にして大丈夫だよ?」

充「・・・」


ハッキリバレている
それくらい挙動が不審なのか

逃げ出したい

ただそれだけが頭を埋め尽くした

会話が、人とのコミュニケーションが
怖い

すごく怖い


充「・・・っ!、くっ・・・」


優「!・・・どうしたの?大丈夫!?」

充「はぁ・・・はぁ・・・」


胸が痛くなって
頭もクラクラする

優「そんなに・・・そうか・・・ごめんね?無理しないでいいから・・・」

優「部屋に戻っていいよ?、大丈夫」


充「はぁ・・・はぁ・・・」


ふらつきながら部屋に戻った

まだ心臓の鼓動が強い
はちきれそうという感覚が
はっきりわかる






数時間して
落ち着いた頃に
冷静になって考えた

妹には悪いことをしてしまった
せっかく話しかけてくれたのに

せめてお礼くらいはと

思っても
やっぱり会話が怖い

なら手紙にするか


しかし



悩んだ末に
直接言うことにした


土曜の昼


結構な日数をかけてしまった

今隣の部屋にいるから

行こう

決心を固め

部屋を出た

妹の部屋のドアをを軽く2、3回叩く

この時点で

心臓がはちきれそうだった

逃げ出したいと

何度も思ったが

やはりそれじゃ

ダメだった


優「はーい」

妹が出てきた

優「え・・・?、お兄ちゃん、どうしたの?!」

充「あ、、、あn あのさ?」

充「えー、、、あ、り、ありg」

優「・・・? なに? ゆっくりでいいよ?」

その言葉に少し救われた


充「ああ、、、この前はありがとう」

優「この前・・・? あ!」

充「話、してくれて」


優「フフ・・・いいのに、それくらいならいつでもしようよ!」

充「ああ、」


優「ありがとね、お兄ちゃん」


充「・・・」


黙って部屋に逃げてしまったが

なんとか言えて良かった

久しぶりに

まともに会話した気がした



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