第4話SAO編 第一層ボス戦
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刀じゃね?確か、攻略会議ではタルワールって言っていたような… っ!!まさか!!)キリトも気づいたようでこちらに顔を向けてきた。俺は嫌な予感がしたので足に血を溜めた。(ええい!どうにでもなっちまえ!!)
「ダメだ!全力で後ろに飛べ!」キリトは大声で言うがディアベルには聞こえないらしく、止まる素振りすら見せない。
俺は、マリたちに怒られても仕方ないと思いながら、
「我流 滅剣技 漆ノ型 瞬足!!!」
現実世界で編み出した技を繰り出すと、俺はディアベルの10メートル後ろに出現した。
だが、ちょっとの差で間に合わなかった。そして、俺の嫌な予感は当たり、ディアベルはコボルドロードに切り飛ばされた。
「!?・・・ぐああああ!」
ディアベルの後ろにいた俺に吹き飛ばされたディアベルが当たり、俺と一緒に吹き後ろに飛んだ。キリトは駆け寄ってきた。俺はすぐさまディアベルに
「お前、何で無茶したんだよ!!」
と聞くと、キリトの方を向いて言った。
「おまえも、ベータテスターだったら分かるだろ?」
キリトはすぐ気付いたようで
「!・・・ラストアタックボーナスによる、レアアイテム狙い・・・おまえもベータ上がりだったのか」
と返すと、頷いた。俺は
「そんなことよりお前体力を…」
といいながらポーションを渡そうとすると、拒みながら
「頼む、ボスを倒してくれ。みんなのために・・・」
と言い残して、ポリゴン片となってこの世界と現実世界から永久退場した。俺はそのポリゴン片を見ながら、
「ディアベルお前、自分勝手すぎるぜ」
と呟いた。そして、俺たちが立ち上がると同時にキリトの横にアスナが、俺の隣にマリがついて、アスナとマリがそれぞれ、
「私もいっしょにやる」
「あたしも忘れんなよ!」
言い放った。キリトと俺はコボルドロードに向かって走った。俺は走りながら、後ろの二人に
「手順はセンチネルと一緒だ!!」
と伝えた。俺とキリトはコボルドロードの太刀(?)を吹き飛ばし、
「「スイッチ!!」」
と叫んだ。すると、アスナとマリはそれぞれの得物でコボルドロードをとばし、スイッチし、俺とキリトは息を合わせて、それぞれの方向にSSを放ち、コボルドロードの最後のHPの1ミリを吹き飛ばした。
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