暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第十六話 笑顔
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ぞっとする。
一輝「(あまりしたかねえけど、レオルモンを進化させねえと…)」
デジヴァイスに触れようとした瞬間、いつもの感触と違うことに気づく。
視線を遣ると、デジヴァイスの形状が変わっていた。
大輔達のデジヴァイスと同タイプ。
カリム「一輝さん!!」
一輝「っ!?」
顔を上げると、怪物が目の前にいた。
ここまでかと諦めかけた瞬間。
脳裏にある言葉が過ぎる。
一か八かで声を張り上げる。
一輝「D-3、セットアップ!!」
光が一輝を纏う、光により弾き飛ばされた怪物は警戒するように唸る。
光が収まった時には、レオモンを彷彿とさせる獅子の甲冑を纏う一輝がいた。
レオルモン[一輝!!]
一輝「レオルモン、進化して一気にカタをつけろ」
D-3をレオルモンに翳す。
レオルモン[レオルモン進化!レオモン!!]
成熟期へと進化し、二人は武器である獅子王丸を抜き放つ。
一輝「こいつはいい。戦い方が頭の中に流れ込んで来やがる」
短刀を構えて突撃する。
一輝「百獣拳!!」
魔力を拳に一点集中し、凄まじいスピードで怪物に拳を叩き込む。
そして最後の一撃で魔力を解放する。
魔力弾を受けて怪物が僅かに吹き飛ぶ。
一輝「破砕蹴り!!」
強烈な回し蹴りが怪物の脇腹に炸裂する。
怪物から骨が砕ける音が聞こえた。
一輝「獣王斬!!」
獅子王丸に収束させ、一気に振り下ろす。
怪物は真っ二つに両断され、消滅した。
一輝がレオモンを見遣ると、レオモンも怪物を倒していた。
安全を確認した一輝はカリムに手を伸ばす。
一輝「立てるか?」
カリム「は、はい…」
少しした後、足音が聞こえて来る。
一輝「やべえな。一旦こっから離れるぞ。」
カリムの手を引いて、この場から二人と一匹は撤退した。
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