第十五話 なのはVSフェイト
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
てないからって刃物で黙らせるってか?小物の証拠だな」
「だ、黙れ!!でやああああ!!」
男がナイフで切り掛かろうとした時、一輝は竹刀を取り出して、横薙ぎする。
横っ面にまともに受けた男は勢いよく吹き飛んだ。
落ちたナイフを遠くに投げ捨て、不様に倒れている男に歩み寄る。
一輝「俺さあ、ムカつくんだよね。あんたみたいに弱え奴を脅すような奴。」
自身は孤児であるため、親がいないということで他の子供達にいじめられたことがあり、そういうのが許せないのだ。
竹刀を男の眼前に突き付ける。
男が怯えたように後ずさる。
一輝「失せろ、早くしねえとてめえの頭蓋を砕くぞ」
殺気を込めた言葉に男は怯えながら逃走した。
一輝「ふん」
「あ、あの…」
一輝「ん?」
声が聞こえて、振り返ると少女が一輝の隣にいた。
「助けてくれてありがとうございます。」
一輝「いや、俺はああいうのが嫌いでよ。それに訳の分からないことが起きたから丁度いいストレス解消になったぜ。てか、あんた名前は?」
「あ、すみません。私はカリム、カリム・グラシアと言います」
一輝「カリムか。俺は伊藤一輝だ。一輝でいい。あんたに聞きたいことがあるんだけどよ」
カリム「あ、はい。何でしょう?」
一輝「ここ…何処だ?」
カリム「ここは、ミッドチルダの主要都市、クラナガンです」
これが伊藤一輝とカリム・グラシアの運命の出会いであった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ