第十五話 なのはVSフェイト
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大輔達は今後の事を話す為に集まっていた。
全員がリンディに視線を向ける。
リンディ「クロノ。事件の大元について何か心当たりが?」
リンディがクロノに尋ねる。
クロノ「はい。エイミィ、モニターに」
エイミィ「はいは〜い」
リンディの座るテーブルの中央にモニターが開き、そこにプレシアが表示された。
リンディ「あら?」
大輔「…(プレシア…)」
モニターに映るプレシアを見て、驚いた声を上げる。
大輔の表情が僅かに変わったことに誰も気づかなかった。
クロノ「僕らと同じミッドチルダ出身の魔導師。プレシア・テスタロッサ。専門は、次元航行エネルギーの開発で、偉大な魔導師でありながら、違法な研究と事故で放逐された人物です。」
大輔「………」
エイミィ「…大輔君、どうしたの?眉間に皴寄せちゃって?」
大輔「え?あ…いや…」
エイミィ「もしかして大輔君、プレシア・テスタロッサを…」
クロノ「エイミィ、待て。」
エイミィが大輔にプレシアのことを聞こうとした時、クロノが制した。
大輔とリンディを除いた全員が目を見開いた。
クロノ「大輔、君は彼女について知っているのか?」
大輔「…知らないな」
クロノ「だそうだ。分かったな?」
エイミィ「え?あ、うん…」
クロノの態度に目を見開くエイミィ。
リンディ「(いい傾向ね…)とにかく、エイミィ。プレシア女史について、もう少し詳しいデータを出せる?放逐後の足取り、家族関係、その他なんでも!!」
エイミィ「はいはい!!直ぐ探します!!」
リンディの指示に返事をすると、プレシアのデータを探し始める。
なのはは、モニターに映し出されたプレシアの姿を見て、口を開いた。
なのは「この人が…フェイトちゃんのお母さん…」
大輔「………」
クロノ「どうした大輔?」
なのはと同様にモニターを無言で見つめていた大輔にクロノが尋ねる。
大輔はクロノの方を向くと口を開いた。
大輔「……クロノ…プレシアは無理だけどフェイトを手っ取り早く見つける方法ならあるぞ」
賢「え?」
エイミィ「…マジ?」
賢とプレシアのデータを漁っていたエイミィが動きを止めた。
クロノ「…その方法は?」
大輔「こっちが持つジュエルシードを餌にするんだ。そうすればフェイトは見つかる。見つけた後はジュエルシードを賭けて戦って勝てばいい。なのは、お前の仕事だ。」
なのは「はい!!」
クロノ「成る程…だが、なのはが負けたら、こちらのジュエルシードは向こうに渡るか…」
大輔「そうだな。でも心配いらないさ。今のなのはならな。」
なのは「大輔さん…」
クロノ「分かった。やってみる価値はありそうだ。」
エイミィ「ええ!?クロノ君、本気!?」
クロノ「本気だ。大輔、君の案を採用しよう」
大輔「サンキュー、クロノ。後悪いけど、
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