第24話 マリーはmarryって意味で付けたわけじゃない
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」
「あなたは3人に少し甘いものね」
前に聞いたことのある声を聞いたアスラたちは迅の横から部屋の中に入った。
「お久しぶりです。3人とも」
「マリーちゃん、元気だった?ホークアイにいじめられてない?」
そこにはロシアにいるはずのアーロンとレイラがリオさんの隣に立っていた。
「ホークアイがね、いっつも私のおっぱい揉んで来るんだ」
マリーはレイラに言われて正直に答えた。
「へぇ‥‥‥‥‥‥ホークアイ、ちょっと隣の部屋に来なさい」
ホークアイは殺気を放つレイラに着いて行った。
数分後、ボコボコにされた状態で帰って来た。
「さて、二人の結婚式を成功させるぞーーーーーーーーーーーッ!!」
迅は全員に呼びかけた。
「おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
全員(ホークアイ以外)は気合いを入れた。
アスラとマリーは外で式の装飾を始めた。
迅とリオさんはケーキの準備を再び始めた。
アーロンとレイラは料理の準備を始めた。
ホークアイは調理室のイスに寝かせられていた(気絶中)。
ー3時間後‥‥‥‥‥‥ー
「出来た‥‥‥‥‥‥やったぞみんな!!」
迅は全員に言った。
「これであとは主役を呼ぶだけだ!!」
「私が呼んで来る!」
ギューーーンッ!
マリーは猛スピードで2人の待つ病室へと向かった。
「‥‥‥‥‥‥‥‥でもさ、変だよな」
顔中にシップを貼ったホークアイがつぶやいた。
「せっかくの結婚式なのに誰も来ないなんておかしいよな?
もう雨さんは″鎧人″だってことぐらいわかってるだろうに‥‥‥‥」
アスラは口元に手を当てた。
「‥‥‥‥‥‥‥‥確かに」
迅、リオさん、アーロン、レイラはこの状況の理由を理解しているのだろうか。
4人は声も出さずにマリーが2人を連れてくるのを待っていた。
**********
ー病院前ー
「へーっ、スーツって初めて着たなぁ」
「アスラかっこいい♪」
アスラとマリーは黒のスーツとドレス着替えていた。
これらはアーロンが結婚式の料理の食材と一緒に持って来たものだ。
「こんな堅苦しい格好、オレはちょっと向いてないな」
ホークアイもスーツを少し崩して着ていた。
「3人共、素敵よ」
レイラもドレスを着ていた。大人の魅力に3人は息を呑んだ。
「私って何が足りないのかな?もっとおっぱいが大きくなったらいいのかな?」
マリーは自分の胸を両手で押さえて言った。
「やっぱり大人にならないとわかんないよ」
アスラは笑った。マリーはムッとした。
「私は真剣に考えてるの!!」
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