二十四章 幕間劇
川中島戦後推論
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」←柘榴
「な・・・・・」
「何?」
「か、川中島の将棋合戦、勝負が付かないからお屋形様達に出て欲しかったんだぜ・・・・」
何時の間にやら、粉雪も将棋合戦に加わった様子だ。
「でも・・・・なんか柘榴達、お邪魔みたいっすね・・・・」
「あ・・・・当たり前でしょ!何よいきなり人の部屋に入ってきて!」
「美空の部屋じゃない」
「それは分かってるけど!でもあんたも恥ずかしいでしょ!」
「未来での夫婦の営みは当然の事」
そう呟いていたが、光璃は寧ろ見せつける感じで俺の腕にしがみついている。
「あんたは少し恥ずかしがりなさい!」
「・・・・・・・?」
「なんでよく知りませんみたいな顔をするのよそこで・・・・」
呆れる美空であったけど、それは光璃なりに恥ずかしがっていると俺は思っていたけど感情が乏しいだけのようであった。呆れる美空であったけど、視線を光璃から俺に移してから恥ずかしいか?と聞かれるとそりゃ当たり前だと答えた後に少し怒気を入れた視線を粉雪と柘榴に向ける俺。
「で、二人は将棋勝負やんの?やらないなら、光璃の不戦勝になると思うが」
「それならそれでいいんだぜ」
「ぐぐぐ・・・・御大将!」
「もぅ・・・・っ。仕方ないわね!出るわよ。出るに決まってるでしょ!行くわよ、光璃、一真!」
不機嫌そうになるけど、重みが消えた。
「望む所」
そして二人分の重さがなくなった。
「はいはい、俺も見に行きますか」
あとはこの将棋勝負が終わったら、約束していた買い物を行く事になったけど。美空の用事は光璃への書状だったらしい事が判明。それとどっちかが勝ったら俺の半分だからと大声で言ったらいつの間にかいた一葉がいた。
「あいや待たれい!」
「やっぱりこういう展開になると思ったわ・・・・・」
「主様と出かける権利を掛けて争うというなら、余も黙ってなどおれぬわ!余もその川中島に参戦させてもらう!」
「ちょっと一葉様は関係ないでしょ!」
「余も主様の未来の妻じゃぞ!関係おおありじゃ!」
「あーあ、これで久遠や皆が来たら勢揃いするな」
「ん?久遠や他の皆も既に将棋を見物しておるぞ」
「まさかの予感的中!」
って事は四人だけではなく、愛妾である者全員が対決する事になるという事なのかな?こりゃもう一騒ぎはありそうだな、そんで俺と美空と光璃が行くと何やら将棋盤が増えている事と勝者と敗者に分かれていた。
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