ハイスクールV×D ライド6
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てして折れたのは木場の持つ魔剣の方だった。
「木場、譲渡すっぞ!」
「やるしかないね!」
「っ!?」
一誠の声を聞いて距離を取る。警戒していた力なので、相手の動きに対応し易い位置を取った訳だが、
「行くぜ、赤龍帝の贈り物!」
「魔剣創造!」
一誠の倍化された力を得た木場が四季の足元に剣の森を作り出す。足元と言う位置からの不意打ちに近い攻撃、対応できたとしても確実に隙は出来るだろうと予測していた。それを予期して木場は両手に魔剣を作り出す。だが、
「甘い!」
四季は足元から次々に出現する剣を次々に足場にして跳躍しながら上空へと逃れる。
「嘘だろ……?」
「でも、空中なら逃げられない!」
四季の動きに唖然としている一誠とは対照的に、木場は四季を……否、四季の持つ漆黒の超兵装の剣を見据えながら両手に作り出した魔剣を持って四季を居って跳躍する。
「人間の知恵と努力を舐めるな!」
漫画を読んでいて出来るかと思って試した結果、上手く形になった技術だがそれによって戦闘での自由度は増した。
―虚空瞬動―
足場に一時的に用意した気弾を足場にしての加速と気弾を爆発させる事によって得られる加速を使っての空中移動。自分を吹き飛ばすと言う一点のみに特化させ、破壊力を抑えているが当然ダメージは受ける。その為になるべく使いたくは無いが。
(その内完全再現してみるか)
「なっ!?」
四季の行なった芸当を知らない為に重力に任せて自由落下するしかない四季が空中で軌道を変えた事に驚く木場だが、それが逆に隙を生む事になる。
「ガハッ!?」
「祐斗!!!」
咄嗟に楯にした二本の魔剣を容易く粉砕し、四季の剣は木場の体を切り裂く。致命傷にはなりえない浅い一撃だが、そのまま木場は力なく校庭へと落下する。その姿にリアスは悲鳴に近い叫び声を挙げる。
「負けられない……その剣が……その剣があれば、聖剣を超えられるんだ!」
両手持ちの巨大な大剣を作り出して持ち振るう木場。避ける事は簡単だが、
「自分の最大の武器や技まで見失ったか。バカな奴だ。今のお前は三流以下だぞ」
避けてトドメを刺す事も出来るが、これ以上長々と戦う気は無いため、確実に終りにする為の一撃を選択する。今の四季ではリスクが有る可能性が有るが……それでも、使えない技ではない。
「引導を渡してやる。兵装展開」
漆黒の剣の刃が展開し、そこから光の刃が伸びる。漆黒の光によって作り出されたエネルギーの大剣。
「一閃、バーストスラッシュ!」
四季の閃光の刃が木場の魔剣
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