野生中の実力
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ボールが飛んでいる先にゴリラのような男が蹴りを放つ。
「ターザンキック!」
とシュートにシュートを合わせてきた。
「シュートチェインだ!」
と俺が円堂に叫ぶ。
「ぐっ!届けぇぇ!」
円堂はは熱血パンチを繰り出し
何とかボールを弾き返した。
相手チームが笑っている気がした。
「こんなに差があるものなのか…」
と俺が呟く。
ボールが染岡へと繋がる。
「空中がダメならこれはどうだ!」
とドラゴンクラッシュの体制を取った。
その時だった。豪炎寺が叫ぶ。
「止めろ!染岡!」
と叫んだが遅かった。
相手のDFのライオンに似た男が染岡にタックルをぶつけた。
「ぐわっ!」
と染岡は吹き飛ぶ。
「「染岡!!」」と俺と豪炎寺が近付くと
「ぐうぅ……!」と少し呻きながら足を押さえている。
「救急箱!」と木野が音無に呼び掛け治療を行う。
しかし怪我がひどかったらしく木野は染岡達に話し掛ける。
「この怪我じゃ無理だよ。誰かと変わらないと…」
「土門くん特別に今回は君に譲るよ。べ、べつに怖いとかいう訳じゃないからね」
と土門に目金が話す。
「んじゃやりますか!」
と立って土門はグラウンドに向かった。
out染岡 in土門
out宍戸 in少林寺
そしてフォーメーションも変えた。
FW豪炎寺 壁山
MF雷藤 半田 マックス 少林寺
DF土門 風丸 影野 栗松
GK円堂
染岡が怪我した事により壁山をFWに上げ
俺はMFに入った。
土門もDFに入っている。
FWに豪炎寺 壁山ということはアレ狙いだろう。
「な、なんで俺がFWなんスか────!」
という壁山の叫びが自然豊かなグラウンドを揺らした。
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