射干玉が哂う
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けませんか?」
・・・あぁ、そういや鬼鮫の旦那の目的それだったっけ
ま、俺たちは巫子さんに警告出来たし、探しものも”オレが”見つけてあるし・・・
少し位ならいいよね
「イカリはサメが嫌いだ
会わせられん」
仁王立ちで断る女
長身の女に睨まれるって怖いな
元々青い肌をさらに青くして、呆然と突っ立った鬼鮫の旦那
・・・そんなに会いたいものかねえ、自分が殺した女に・・・
「・・・ですが、私は彼女に???」
「せめて人間にランクアップしてから出直してこい」
「私は人間です」
「人外は皆、得てしてそう言い張るものだ」
・・・この女と戦いづらい理由がわかった
唐突にボケるから調子を崩されるんだ
しかも何かあの女の言っていることが正しいかのように聞こえてくる
その上、自分の方が間違っているのではないかという杞憂に襲われる
それぐらい自分の発言に自信持った女
「鬼鮫、止めだ
残念だがこれ以上はナンセンスだ・・・帰るぞ」
暗部の増援部隊も近づいて来ているからな
「・・・いつか、いつか必ず・・・」
ぶつぶつと呟きながら距離を置く鬼鮫の旦那
さぁ、暁のお仕事始めましょうかイタチの旦那
狂い巫子への警告はした
奴が思い出せるかがこれからの暁にとって重要なこと
いや、もはや暁だけの問題ではなく、世界の問題
邪神の心を満たせるのは、賢孤を拒絶した狂い巫子だけ
ま、ここの九尾の人柱力なら、改心させれるかもね
「いやー楽しみですねぇ人柱力!
狂い巫子とどれだけ違うか楽しみでさぁ!」
「・・・相変わらず悪趣味だな鴉・・・」
「イヒヒッ」
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・・・はて・・・好きなキャラほどプロットより出番が削られ、蔑まれているような・・・
気のせいだね
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