暁 〜小説投稿サイト〜
戦国異伝
第百八十七話 舞い乱れる鳥その十一
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
その為だというのだ。
「ついついな」
「その様にですか」
「仰るのですか」
「そうじゃ、しかし宇喜多殿はな」
 彼はというと。
「決してな」
「策はですか」
「もう用いませぬか」
「そうじゃ」
 そうなるというのだ。
「まあ今の宇喜多殿は安心していい」
「織田家にとっても」
「それは」
「そういうことじゃ。ではこれから向かうが」 
 説得を言われた国人のところにというのだ。
「しかしな」
「行くことはないからですか」
「だから」
「帰る用意をしておこうぞ」
 こうy話してだった、そのうえで。
 松永は織田家の者として働き続けていた、しかし周りはその彼をいぶかしむ目で見ていた。家臣達もそれは同じだった。


第百八十七話   完


                         2014・6・26
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ