第十二話 幻竜の力
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ドラモンの甲冑を纏っている大輔。
クロノ「これは、あの時の形態か?」
エイミィ「うん。実はね、調べてみたんだけど、この形態の時の魔力値が僅かに上がる。しかも大輔君の場合、甲冑を切り換えると属性が付加されるんだ。」
クロノ「どういうことだ?」
エイミィ「例えば、あの紅い甲冑の場合は炎熱、黒い甲冑の場合は、電気の魔力変換資質が付加される。黒い甲冑の方が強いのは大輔君自身が電気の変換資質を持ってるから。しかも甲冑の数はこれだけじゃないようなんだよね」
クロノ「まだあるのか?」
エイミィ「まだ解析出来ないところがあるから完全とは言えないけど、大輔君の甲冑は後2つ残ってる。紅と黒の…3つ目の甲冑は、基本値で通常の倍の284万、最大で3倍の852万まで跳ね上がるって結果が出たんだ。」
クロノ「何!?」
エイミィ「これってさ、どう考えてもAAAクラスどころかSランクまで行くよ?敵じゃなくて本当に良かったね。」
エイミィが溜め息を吐きながらぼやいた。
すると、リンディが部屋に帰って来た。
エイミィ「あ、艦長」
リンディ「ああ。あの子達のデータね」
リンディがモニターを見つめる。
リンディ「確かに、凄い子達ね」
クロノ「これだけの魔力がロストロギアに注ぎ込まれれば、次元震が起きたのも頷ける」
リンディ「あの5人がジュエルシードを集める理由は分かったけど、こっちの黒い服の子は何でなのかしらね?」
リンディが疑問を口にする。
クロノ「随分と、必死な様子だった。何かよほど強い目的があるのか…」
リンディ「目的…ね」
リンディは呟いた後、少し悲しそうな目でフェイトが映ったモニターを見つめる。
リンディ「小さな子よね…普通に育っていたら、まだ母親に甘えていたい年頃でしょうに…」
リンディ「と言う訳で。本日零時をもって、本艦全クルーの任務はロストロギア、ジュエルシードの捜索と回収に変更されます」
アースラ艦長のリンディが全員に話しかける。
リンディ「また本件においては、特例として問題のロストロギアの発見者であり、結界魔道師でもあるこちら…」
リンディに紹介され、緊張しながら立ち上がるユーノ。
ユーノ「はい!!ユーノ・スクライアです」
リンディ「それから彼の協力者でもある現地の魔道師さん達」
なのはも緊張したように立ち上がる。
なのは「あ、高町なのはです!!」
大輔「本宮大輔です。」
賢「一乗寺賢です。」
遼「秋山遼、よろしく頼みます」
大輔と賢、遼も立ち上がり自己紹介を済ませた。
リンディ「以上5名が臨時局員の扱いで事態に当たってくれます」
全員【よろしくお願いします】
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